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#03 神様の話


宗教の話とかではないです。

わたしには3人の神様がいるので、その御三方について少々。痛々しい文章になるんだろうな。「何言ってんだこいつぁ…?」って感じで眺めといてください


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Marilyn Manson

まずはこの方。マリリンがいなければ今のわたしは存在していません。確実に

彼を知らなければここまで音楽の奴隷として生きることはなかったんだろうな。普通に地味なアニオタで終わっていたかも。

マリリンは、わたしの中のバイオレンスな感情と行き場のない激しい絶望を完璧に代弁してくれるんです。彼の歌というか叫びに高2のときからずっと救われているし、彼の自伝は永遠にわたしのバイブル。わたしは彼になりたかった

大学1年の時、KnotFestJapan2016でマリリンを最前列から拝むため、4バンド前から死に物狂いで場所取り合戦に挑んだ記憶は今でもよく思い出す。酸欠みたいになりながら、周りの屈強なメタラーたちに心配されながら、マリリンの一個前の出番のLamb of Godが終わって、ついに最前列に行けたんだ。MMのロゴが現れた時から涙が止まらなくて、まだマリリン出てくるの1時間後とかなのにわんわん泣きじゃくってた。白塗りメイクもとうにボロボロに落ちている。開始5分前から、ベースのトゥイギーがチラチラ袖から見えてたので泣きながら笑った。

ついにマリリンが登場して、気が狂ったように暴れた。ずっと泣きっぱなし。わたしの人生で一番気が狂っていた瞬間は紛れもなくこの時のライブだろう。ついに、神様を、最前列で拝めたんだって

1番前から見ているはずなのに遠かったなあ。いや近くても困るんだけど。マリリンが最後ステージからばら蒔いた666ドル紙幣は今も大切に財布にしまってある。2016年11月7日はまさに、「神との遭遇」記念日だった。


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Liam Gallagher

あーーっ!!お客様!!温度差で死なないでください!!

はい、この方もね、紛れもなくわたしの神様です。神として本格的に崇め奉るようになったのはリアムさんがソロでガンガン活動初めるようになった最近の話。オタク観点から見ればわたしは「ノエル派」に分類されてしまうと思うが、ただの純粋な音楽ファンとしての観点で見るとやっぱりリアム・ギャラガーが神様になってしまうんだなあ。ノエルはふわふわしててかわいい。んで、リアムさんのこともなんなら昔は「りあむちゃん」って呼んでたんですよ。かわいいから。

でもソロ期突入してからこう、なんていうの?自分の中のロック少年魂が完全にリアムさんにガチ惚れしちまいまして。それもまあ大学3年の夏に武道館でリアムさんを拝めたのがデカいんだろうな。以下、その時の自分のインスタ本文コピペ

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2018.09.13
Liam Gallagher Japan tour @日本武道館 .
ロック・ヒーローはそこにいた。リアム・ギャラガーは確かに存在していた。
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先月のサマソニのノエルの比じゃないくらい泣き崩れた1時間半。こんなにもoasis時代の曲をやってくれるなんて。
Wonderwallの歌詞に「I don't speak Japanese!」をぶちこんだりアリーナ前方にいた女の子にマラカスをプレゼントしたり、もう、リアムあんた最高だよ。わたしが見たかったリアム・ギャラガーはもうすぐ46歳で、渋くてかっこいいオヤジになっていました。けれど取り巻くオーラはマンチェの最凶ボスゴリラのまま。ずっとずっとoasisが好きで、初めて見た気がしないけど、わたしは今日はじめてリアム・ギャラガーをやっと見たんだ!
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ロックンロールスターという言葉は彼にこそ相応しい。
この世界に生まれてくれてありがとうリアム。
日本に来てくれてありがとう。
Live Foreverと歌ってくれて、ありがとう!
Stay Young, Liam!🇯🇵🇬🇧💕


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いいなあ~~~~この時の自分。多分時期的にも最高に楽しい時期だったんだろうな

この時から完全に「リアムさん」呼びが始まって、神として、ヒーローとして崇めるようになったわけだけど、よくよく考えたら 高校生の時親のCDを拝借してはじめて「Wonderwall」を聴いた時から、もうリアムさんはわたしの、世界一のロック・ヒーローだったに違いない。んでもってわたしの中の「陽」の部分を今日も司ってくれている。

リアムさんマジかっけっす!



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Morrissey

モズ~~~~~~~~~❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️❤️ マジでLOVEい(IQ5)いきなりアホになりましたが、実際最近ずっとこんなんです。もともと大学3年になってからゼミでスミス関連のプレゼンとかもしてたんですけど、去年モリッシーの伝記映画「イングランドイズマイン」を見てから本格的に火がついたといいますか……うん、高3からスミス聴いてたじゃんお前。なんで3年経ってから火ついてんのよ。おせえよ

まずスミスを知ったきっかけ、マリリンがめためたにスミスとモリッシーを自伝でdisってたからなんですよね。でも今はマリリンを見つめる目とモリッシーを見つめる目って、すごい似てるな自分って思ってます。全然違うけど同じタイプだなって思っちゃう。そこはすいません、長くなるので割愛ね

モリッシー&マー 茨の同盟、モリッシー詩集、モリッシーインタビューズ…色々関連書籍を集めてちまちまと読んだ。ああわたし、このモリッシーという人のことが愛しくてたまらないんだなってなるのにそう時間はかからなくて、今に至ります。映画で、ジョニーがスティーブンの家の扉を開けるシーンで嗚咽漏らしながら号泣した。卒業論文でも冒頭でモリッシーのことを言及するくらいには、2019年のわたしは彼に思考を支配されていたと思う。年末には下北沢で開催されたモリッシーナイトにも行った。大人数で合唱するThere is a Lightは最高に気持ちよくて、グラジオラスの造花をぶん回しながら泣いて歌った。

実はオタク心ついてからのわたしの初めてのライブって、2015年のフジロックなんですよね。で、そこで一発目にジョニーマーを見た。スミスもジョニーのソロもクソにわかの状態で行った。でも今の自分があの時にタイムスリップしちゃったらやばいんだろうな。2015年の高校生のわたしは、あの場でジョニーが歌うスミス曲がどれ程尊いものかなんて知らなかったのだ。モリッシーは、いつ来日してくれるんだろう。このままモリッシーを拝めないままわたしは学生生活を終えてしまうのか?ああ、モズに会いたかったなあ…

その矢先。わたしは来月頭から3度目の渡英を控えている。マンチェスターに泊まる最後の夜、なんとモリッシーがリーズで公演を行うことを知った。さっき、夕方の話。マンチェスターからリーズは電車で1時間で行ける。

どうしよう、わたしモリッシーに会えちゃうかもしれない

小一時間それで取り乱して泣き崩れていた。3/6(金)、その日は元から1日丸々マンチェスター市内観光を予定していたので、同行者に了承を得て、リーズ公演のチケットを、とった。とってしまった

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英国でモリッシーを見た日本人のブログを読むなどしてまたわんわん泣いていたので、ほんとにこれ本番あかんわ絶対。またマリリンやリアムさんのときみたいになる… でも英語できんし海外のライブとか右も左もなんもわからん……けど、絶対行かないと後悔するもんな。一人参戦だし体力に自信なんかないけど、いいや。モリッシーを見れればそれで。てことでちょっと高い席を予約。心の準備に半年くらい欲しいところだけど、よし今から予習がんばるぞ

最後にThere is a Lightなんて歌われたらわたしほんとにその場で自殺してしまうかもしれん。愛してやまない心中ソングを生で聴きながら絶命する、なんて幸せな死だろう‬。

いや、死なんと思うけど。わたしが死んだら同行者の子どないすんねん。あと帰国してからも楽しみが山積みなんじゃい。たのむからモズ、わたしを殺さないでくれよな

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長々とお話しましたね。3月まじでモリッシーも拝むし帰国してノットフェス2020ではまたマリリン拝むし、信者は忙しいですわ。また、ライブ後とかnoteにまとめたいと思います。

これからも死ぬまで音楽の奴隷であるわたしに、そして同胞にも、幸あれ!

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