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マイクの感染防止対策と消毒の仕方知ってる?【結婚式で気を付けるポイント4つ】

結婚式は、感謝の気持ちや思いを伝え合う場。集まる人の数によらず、よく聞こえるように、また記録映像に声を収録するために「マイク」を使うことは今や不可欠とも言えます。
マイクにもウィルス感染のリスクがあるのか?消毒方法や正しいマイクの使用方法とは?
この機会に見直してみましょう。

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今日は音楽とウエディングの現場に詳しいウエディングプランナーの岡村奈奈さんがSUEHIRO note のために記事を書いてくださいました。

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マイクからも感染するの?

マイクが直接的に感染の理由となったというニュースは(私が調べた限りでは)ありませんが、使用する人や受け渡しをする人が手で持ち、口を近づけて話す際に使用することから「飛沫感染」「接触感染」の両方の可能性のあるアイテムであることは間違いありません。
そのため、感染防止の対策と、感染のイメージを払拭する対策の両面から、マイクの安全性を保つことは、結婚式を安心安全に行なうために欠かすことができません。この記事ではポイントを2つに分けて解説します。

マイクPOINT

■リスクを最小限にするポイント

①マイクの本数を増やす

マイクの移動や受け渡しを減らすことは、リスクを減らすことと直結します。誰がいつ使うのか、しっかり管理することはシンプルでありながら、感染防止対策として大変有効です。
一般的に、挙式・披露宴会場には2〜3本程度のマイクを常備していますが、1本増やしても相場は数千円〜1万円前後。購入やリースなど会場の設備にプラスしやすい方法を調査する必要がありますが、いずれにしても1組あたりの結婚式に大きな負担がかかるものではなさそうです。


司会者用、新郎新婦用は固定で動かさず、スピーチ用など複数の人が使うものをこまめに消毒するだけでも心配をぐっと減らすことができます。
装花やリボンなど、専用のマイクとわかる印をつけて卓上のマイクスタンドを設置するなど、間違って移動することなどを避ける対策もポジティブに工夫しましょう。

※商品紹介※ SUEHIRO事務局メンバーの荒井もよく利用するこちらのお店、安くておすすめです↓

②正しい消毒

マイクは精密機械です。ウィルス感染防止のためだけではなく、正しいクリーニング方法で日常的に清潔に保つことはマイクの寿命や性能を維持するためにもとても大事なことです。
持ち手部分と話し口部分をそれぞれ、濃度50vol%以上の消毒用アルコールを使い捨てのベンコットなどに染み込ませて拭きます。市販されているマイク消毒専用のスプレーがおすすめです。厚手のペーパーナフキンなど、先端の網目に引っかかって繊維残りしないものを使用しましょう。
消毒後には花束を包む色薄紙のようなものを巻いて使用のたびに使い捨てるなど、消毒済みであることが一目でわかるものを用意しておくと、一瞬たりとも目が離せないというようなことがなくなるのでおすすめです。
マイクの話し口(網状の部分)は、音響担当者など専門的な知識のある人が、定期的に外して洗浄(水洗いなど)することをおすすめします。匂いや口紅などの汚れの付着を除き、清潔に保つことができます。

マイク3

アルコール除菌液

マイク専用除菌・消臭スプレー

ベンコット 
 連続した長い繊維で製造された不織布で、繊維の脱落が少ない

消毒済みマイクの目印として



■安全に見えるポイント

③スマートな飛沫防止対策

見た目と効果で言えば「マウスシールド」がよさそうです。飛沫防止対策で一番気をつけなければいけないのは「聞こえづらい」という課題です。マスクは「話しづらい」「表情が見えづらい」などマイナスイメージが大きく、途中で外してしまうことも少なくないようです。

司会者やマイクの受け渡しをするスタッフはもちろん、スピーチをする位置が近い場合、新郎新婦が臨む場合などには、スピーチをする話し手にもマイクを渡す前にマウスシールドを装着してもらうことで安全をアピールすることができるでしょう。
また、マイク専用の飛沫防止カバーもまとめ買いで安価(1枚1円以下)で購入できます。ウエディングPA界隈では、集音効果には概ね影響なしという見解です。ビジュアル的な美しさは期待できませんが、対策をしていますという安全アピールには効果的です。

④マイクスタンドを使用する

マイクは手持ちしたほうが話しやすいと言われますが、立ち位置を決められる(話し手と聞き手の距離が保たれる)ことに加えて、コードを手に巻きつけて話すなど接触する範囲が広がることを予防することにも有効です。


マスクの有無に関わらず、マイクスタンドに設置すると手持ちよりもマイクが口から離れてしまうことが多く、聞き取りづらいことが問題となるため「マイクは消毒しているので、口を近づけてお話しください」とか「後ろのほうのゲストにもお声が届くよう、マイクに近づいてお話しください」など、お話しいただく前にひとこと"マイクに近づく""大きな声で届くように"ということを意識していただくお声掛けをすることも大事だと思います。


マイクの管理と消毒の担当者を決めておこう

感染リスクの有無によらず、マイクの管理は円滑な挙式披露宴を進行運営するために大事なことです。誰が使うマイクがどこにあって、いつ誰が消毒したか、いつもその場にいる全員がわかっていることを目指しましょう。
人任せにせず、できるだけシンプルな仕組みにするよう、見直すことが必要です。

もし進行上、ゲストからゲストへ受け渡しをすることが想定される場合には、マウスシールドを装着したり、手指消毒をしたり、一旦消毒係のスタッフが預かって消毒するなど、短い繋ぎ時間を確保するよう事前に打ち合わせをしておきましょう。

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感染防止対策を「気まずい」ことにしない

ウィルス感染でマイクの消毒が気にされるようになる以前から、マイクの清潔感や匂いが気になるという利用者が一定数いたことをご存知でしょうか。
マイクを使う人が気持ちよく話したり歌ったりできることが増えるとすれば、クリーニングに無頓着であった会場や音響会社にとって、これは好機とも言えます。

まず、消毒やマウスシールドを装着することが「気まずい時間」「気まずい行為」にならないような「雰囲気づくり」は私たちの使命です。汚いものを触るように見えないようにすること、新郎新婦やゲストに恥ずかしいような思いをさせないこと、など「これからマイクを持って話すこと(=聞くこと)」に悪い影響を与えないよう、私たちはもう一度自分たちの行動やマインドを見つめ直して、笑顔でスマートに、自信を持って、マイクをお渡ししましょう。

*マイク=ハンドマイク、ダイナミックマイクと言われるもの

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