京王八王子駅から徒歩５分。子安神社に参拝しました。
八王子最古の神社（御鎮座1250年）とのこと。

賽銭箱の近くから撮影するのは不可、ということでこの角度から撮影しました。主祭神は木花咲耶姫命（このはなさくやびめのみこと）。燃え盛る産屋で3人の男児を無事出産したことから、安産・育児の神様として祀られています。安産はさておき、コノハナさんの「疑いをかけられても動じず、身の潔白を証明する勇猛果敢な行動力、子どもたちを守るための決断力、胆力」は惚れ惚れするほど格好いいので「豪胆なご気性にあやからせていただきたい」とお祈りしました。コノハナさんは、安産だけの神様ではないと思っています。
その他、天照大御神、素戔嗚尊、奇稲田姫命、大山昨命も一緒に祀られています。

「手芸の守り神」と明記されている！いもようかんさんのことを思い出し、お祈りしてきました。

鯉の餌（プラスチックコップに入った乾燥麩）が100円だったので、弁財天さんにお供えする気分で、池に撒きました。愛宕神社で「鯉に餌をやると金運がアップする」と聞いて、やってみたら本当に上昇したのです。
以来、なんとなく餌やりが好き。

右から、咳止め、歯、商売、眼病、足腰と様々な神様が祀られています。
第六天さんが、関節や足腰の神様なんですね。では縁切榎（第六天神）さんにもそのあたりをお願いしようかな。

緑内障を含む眼病予防、花粉症完治にもご利益があるとのこと。
monさんを思い出して、お願いしてきました。というか「自分にかかわりある皆さんが健康で幸せでありますように」と祈ってきました。

個人的に、この小さいキツネさんたちが可愛くて心惹かれました。

大国主命が祀られています。神社なのに「大黒」を前面に出しているところがカオスだなあ、と思っていたら。

ヒルコ神が水子の神様として祀られていました。「恵比寿さん」ではないのですね。ヒルコや少彦名命が、恵比寿さんとして祀られることが多いのですが、こちらでは別扱いみたい。

表では安産寧育の神を、裏では親に育ててもらえなかった子の神を祀っているところが混沌としていますね。でもこういうカオスは好き。
「死を穢れ」として忌避する神社が多いなか、こういう神様がいてもいいんじゃないかな、と思うのです。

赤ちゃんの髪を、神様にお供えすることを斎髪と呼ぶんですね。

この日は赤ちゃんを抱いた家族が二組ほど、お宮参りに来ていました。赤ちゃんが健やかに育ちますように…と願いながら、神社を後にしました。