高幡不動尊のあじさいまつり
6月5日の天赦日の続き。
浅間神社に参拝した後、yahooリアルタイム検索を見ると、思ったとおり小網神社は長蛇の列ができているらしい。天赦日だから当然か。
京王線は順行に戻ったようなので、高幡不動尊のあじさいまつりに出かけることにした。
あじさいプリンに心惹かれ
というのも、数日前にある方が書かれていた「高幡あじさいまつりレポ」の中で「珈琲はうす あんず村」を知ったからだ。
そのメニューというのが、こちら。
高幡不動尊のあじさいまつりの期間だけの、限定メニューらしい。
私は高幡不動尊に30年近く参拝しているが、周辺の食環境は殆ど知悉していない。いつもとんぼ帰りだからだ。美味しそうだ。
つい先刻、浅間神社で「コノハナさんの美しさにあやかれるよう、ダイエットが成功しますように」と祈ったばかりだというのに、すっかり飲食モードになっている。でもダイエットは来月からでもできるけど、このメニューは6月のみだしな。
高幡不動尊の紫陽花
不動堂をはじめ、すべてのスポットにお参りした後に紫陽花の撮影。
この位置で撮影しているとき、横で高齢女性が若い男性にカメラの使い方を尋ねていた。おそらく二人は初対面。和気藹々と写真談義、あじさい談義が繰り広げられていたのを、ほのぼのとした気持ちで聞いていた。
――たしか、数年前も似たような光景を、ここで見た記憶が。
デジャヴ?
弁天様にお参りした後、橋の横でミミズに遭遇。
というか、よそのご夫婦が指さしていたので気づいたのだけれど。
かなり大きいミミズだった。
弁財天は蛇を眷属にしているから、すぐ傍で細長い生き物に邂逅できるのは、吉兆だと思う。金運上昇のお知らせかな…とワクワクしていたら、本当にこの日は株価の調子が良くて、また貯蓄額が上昇した。
でも貯蓄が最高額を更新したからありがたいのではなく、何があっても大丈夫!という安心感に包まれていることこそ、ありがたいと思うのだ。
あんず村に行くも
あじさいまつりの後に、件の「珈琲はうす」へ。
2階のドアの前で立ちすくむ。ドアに「終わり」の表札がぶら下がっていたのだ。えっ、まだ14:30なのに品切れ?と驚いたが、そうではなくて定休日だったのだ。・・・天赦日なのに(それは関係ない)。
ちょっと心が折れかけたが、考え直した。
いや、浅間神社、縁切榎、高幡不動その他に参拝する際に「ダイエット成功」とお願いしているので、神様たちが必死で叶えようとしてくれているだけなのだ。悪いのは、意志の弱い私の方だ。
「金を貸して」と他者に頼ってばかりで、貸してもすぐにつまらないことに使い込み、またおねだりを繰り返す輩がいたら、人間社会では相手にされないだろう。
私が神仏に対してやっていることも大差ない。これはいけないと反省した。
神様は優しいからずっと相手をしてくれるが、人間だったらとっくに見放されるよなあ…。心の中でお詫びとお礼を伝えて、その日の夜も炭水化物はぬいてみた。
最後に
この日の夕方、都営浅草線が列車脱線したというニュースが流れてきた。
小網神社に参拝しなくて良かった。5の日は(小網神社近くの)水天宮縁日なので、そちらに行く案もあったが、なんとなく浅草線を使うことに乗り気になれなかったのだ。その影響で半蔵門線も混雑しただろうし…。
朝から電車の事故の多い日で、思いどおりにことが運ばない日ではあったけれど、私よりも神様は遠くを見ているので、決して不運でも不調でもない。
目先のアレコレに一喜一憂せずとも、長い目では守ってもらえている。
そう感じるだけでも、とても良い日。
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