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上総一之宮 玉前神社

9月3日~4日に安房方面に旅行しました。
今回は玉崎神社の記事をアップします。
何だか長くなりました。


お昼ご飯

上総一ノ宮駅周辺

上総一ノ宮駅で下車したのが正午前。お昼をいただこうかな、とタカラ鮮魚(右)を覗くと、店内は満席で外で並んでいる人もいるありさま。
そこで名糖食堂(左)に入店し、担々麺を注文しました。

担々麺

ネギの量が半端なく多い。8/31に内視鏡検査をした際「一週間は刺激物を避け消化のいいものを食べて。激しい運動を控えて」と言われた気がしますが――辛いものや繊維質のものを食べたくなったのです。禁止されると欲する気持ちが強まるのは何故なんだろう。

食事が終わった後、お店の人に玉崎神社の行き方を尋ねると「店を出て左へどんどん進むとすぐです」と教えてくれました。
わかりやすい。おかげでスマホを使うことなく、迷うことなく辿り着けました。感謝!

玉前神社

上総一ノ宮駅から歩いて10分程度。

御来光の道(レイライン)の最東に位置するパワースポットで有名です。

公式サイトからお借りしました。

春分と秋分の日の、日の出。この位置から玉崎神社一の鳥居を結んだ延長線上に、寒川神社、富士山山頂、七面山、竹生島、元伊勢、皇大神宮、大神山神社、出雲大社が並び、御来光の道(レイライン)と呼ばれているそうです。

鳥居

一の鳥居

その一の鳥居に立つと、「おお、レイラインの起点に立っている!」としみじみ感慨がわきます。一之宮ですから格式もありますね。

二の鳥居

右側にあるのは、御神水取りの場所。ここは後で寄ることにします。

社殿

黒漆塗りの権現造り。珍しい社殿ですね。

ご祭神

ご祭神は、タマヨリビメ(玉依姫命)。姉は豊玉姫。
山幸彦は、妻の豊玉姫が出産の際に「決して産屋を覗くな」と釘を刺したにもかかわらず約束を破り、彼女がワニザメだと知ってしまう。そのため、豊玉姫はいたたまれずに海に帰ってしまい、産まれた子、鸕鷀草葺不合尊(ウガヤフキアエズノミコト)の養育係として玉依姫が代わりにやってくる…というお話。

ちなみに、この鸕鷀草葺不合尊はのちに玉依姫を娶ります。二人の間に産まれたのが神武天皇です。
・・・育ての母を嫁にするって、いくつ年上なんだろう?神様だから年を取らないのかな。玉依姫も多分ワニザメだけど、陸で暮らせるのかな?という数々のツッコミは脇に置きましょう。古事記ではよくあることです。

境内看板

この看板に紹介されている、はだしの道に向かいます。

はだしの道

はだしの道(裏側)
砂利道
看板

はだしで砂利道を3周するのがおススメらしいのですが…痛いのなんの!
歩き出してすぐギブアップしたい衝動にかられましたが、なんとか一周だけしました。
これだけ足裏が痛むということは、内臓が疲れているのかな?それとも皆同じなのかな?と思案します。取り敢えず、一周すると無垢になれるそうなので、いいことにしました。
(川越の熊野神社にもはだしで歩く砂利道がありますが、ここまで痛くなかった)。

はだしの道 全景

ふと見ると、旦那さんは二周目挑戦、奥さんがベンチで休憩しているご夫婦を見かけました(写真)。奥さんに「ものすごく痛いですよね?私は数メートルでダウンしました」と声をかけたら「もう大変!三周なんて無理!」と苦笑いしていました。お仲間発見で嬉しい。
二周目で気が入るそうですが、その前に体内の気力が枯渇しそうです…。

神楽殿

玉崎神社末社十二神社

錚々たる神様がお祀りされていますね。

三峯神社

稲荷神社

子授けイチョウ

御神水

授与所で100円のペットボトルを購入してお水を注ぐことができます。
私はやりませんでしたが。

珠琴泉

横長の緑石(縁結石)に腰かけると、水琴の音が聞こえてきます。
縁結石の表面がつやつやすべすべで、とても綺麗でした。

御守

授与所

綺麗なお守りがたくさん!ここにしかないのが波乗守と御珠守と月日守。
一番人気の波乗守は、サーファーにも人気のようです。それと、御珠守(天然の真珠が入っている)をいただきました。
月日守にも心惹かれたのですが…。

この看板を見る限り、月日守りは月の障りに悩む世代の女性が持つのが良い気がするんですよね。子授け、安産、子育ても関係ないので、まあいいかなと。
御珠守は、形状がいびつであっても、ありのままの自分に自信を持ち、豊かに健やかに生活できるように守ってくださる…というので、しっくりきます。

ここでハプニングが発生。波除守1100円、御珠守1200円。
私が一万円札と500円玉を出したところ、巫女さんが計算が苦手なのか電卓を叩き出し、少し待たされた後、千円札7枚と100円玉7枚が戻ってきました。「あれ、500円玉を出さないほうが良かったですか?」と聞いたところキョトンとした顔で「いえ、そんなことないです」という返事。
何かおかしいな…と思っていたら、彼女は1万円札のみで計算していたんですね。実は私も、御守の合計金額を把握していなかったのです(端数があるから、500円出しちゃえの感覚)。女性と安産を守る神様近くにいながら、女性ふたりとも暗算が苦手だという。
いやそれは、あんざん違いか。
・・・まあ、500円は喜捨だと思おう。

五葉松

角八本店 みかん大福

参拝を終えて駅に向かう途中、江戸時代に創業したという御菓子の老舗を見つけました。

みかん大福350円。皮を剥いたみかんが、まるっと入っています。
凍っているので持ち帰り、宿泊先の冷蔵庫にしまっておきました。

小腹が空いたら食べるつもりでしたが、宿の食事が非常に豪華かつ量が多かったので、その暇はまったくなく…。
翌日の昼、鴨シーでいただきました。美味しかった!

最後に

月に一度は、行ったことのない場所へ行くと決めています。
9月はじめに、玉崎神社に初参拝できて良かった!

玉崎神社境内にて

個人的にツボだったのが、こちら。ボイラー(?)に縁起物がたくさん。

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