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これじゃカレーが食べられない

くーたんは、年中さんの味覚に敏感な男の子。

薬はあの手この手で色んなものに混ぜ込んでも、全てバレてしまう。
なので、インフルエンザも自力で治した強者。体が強いのか、運がいいのか。点滴もせず、なんとか入院一歩手前で回復するくーたん。

そんな味覚に敏感なくーたんのカレーのお話です。

この前、キーマカレーを作った。玉ねぎ、にんじん、ブロッコリー、ひき肉を入れて、最後にルーを混ぜて終わり。キーマカレーの方がしっかりお肉を食べれるので時々作る定番なのだけど、この日は少しルーが足りなかった。味見してみたら、少し薄いけど、まっいっかな。のレベル。

くーたんがみんなより早くお腹すいたと言うので、そのカレーを出してみた。

机に座るなり、


ママーこれいつものカレー?
匂いがいつももっとカレーの匂いするのにしないやんか。
ほんで、薄い色のカレーなんて食べられない!!


なんと、カレーを見ただけで、全部バレていた。何度か説得したけども、一口も食べない。くーたんの言ってることは間違いはない。ただ、ルーを買いに行くのが面倒くさい。

えー。ルー買いに行かなあかんのー。食べてよ。食べれるやん!!


これじゃカレーが食べられない!!!


となってしぶしぶカレー粉を買いに行くことになった。
陽ちゃんはこんなことなかったけど、くーたんはくーたんで味にはとにかく繊細というか、敏感というか。

この舌で、料理人でもなってくれたらいいな。と思いつつ、カレー粉足した。そして、


ママ、これこれ。
これがカレーやん。

と言って食べるくーたんでした。
お手柔らかにお願いします。
くーたん先生!

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