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"仕事"と"母親になりたい"を全力で両立する生き方を選ぶ。

女性の生き方を、もっと自由に選択する

子供を育てながらでも、絶対クビにならない仕事。
離婚しても、経済的に自立できるような仕事。
そう思って今の仕事を迷わず選んだ。

でもきっと、悲しいことに、こんな理由は正しくない。
正確に言えば、この選択が正しくない「世の中」になって欲しいと願っている。

私は、幼い頃から自分が"女子"であることに、不満を感じていた。男の子になりたいと、何度思ったことか。
自分が好きなことをやるには、"女子"であることはとても不便だった。諦めなければならないことが少なくなかったのだと思う。

でも同時に、"女子"は楽しい、心からそう思っていた。とても矛盾するようでいて、私の中では一貫した現実であった。

簡潔に言えば、野球をするのが好きで、お洒落をするのが好き、ただそれだけ。
でも、女子は野球ができない。

なぜ?

ここを深く考えなかったローティーンの私は、女の子は不便だな、と結論づけたのだろう。
でも、人の目なんて気にせず、自分の好きな服を着て、髪を明るくして、お化粧して遊びに行くのは何より楽しかった。
ただそれだけで、満たされていくものがあった。
女に生まれたんだから、それを楽しまなきゃもったい無いものね、なんて思ったりして。

もちろん、そこそこに勉強はして、大学に進学。
ここで女子大を選んだのも、きっと何かの縁があったのか、天啓でも下りたのか。

** "女性"らしく生きる**ということを、大学でも、大学の友人や先輩たちからも、学んだように思う。

18の私、よくぞ選んだ。

そして、私の好きなことの1つに、いつからか「数学」があった。

数学、子育て、シングルマザーを叶える仕事、と思って今の職を選んだのだ。

(シングルマザーになりたいという意味ではなく、自分の性格上、結婚が長続きするとも思えないからという個人的見解)
(離婚・死別を考えた時、生活に困らない且つ、急に退職させられることのない職)

仕事と子育て、どちらも譲らない

私は25、27、31で産休・育休を1年ずつ挟みながら、出産と復職を繰り返している。

フルタイムのワーキングマザーで3人の子持ちとしては若く、この年齢にしては仕事の経験が少ない、という立場にある。

けれど、定年まで仕事をする前提だと、子供を早くにもうける方が理にかなっていた。
もちろん、産休のタイミングはある程度配慮したものの、暖かく受け入れられるばかりではなかったけれど。

しかし、私は図太く、開き直れる類いの性格であるため、自分や家族の為に生きることに、残念ながら特に迷いはなかった。
異動を挟み、冷たい視線を交わしながら、今に至る。

ただ、3人目だからか、今の職場が少し長くなってきたからか。
それとも、同じ立場の同僚が増えた、同僚に恵まれた、もしくはそんな時代になりつつあるということなのか。

上の子達の時ほどストレスなく、子供たちのことで度々お休みを頂きながらも、働かせてもらっている。

何もかも、きっとまったく完璧ではないけれど。

私や夫に過度なストレスのないことが、1番、子供たちが伸び伸びと過ごせる。

恐ろしい現象ではあるけれど、8年の子育ての結果、これは1つの現実である。

だからこそ、やりたい仕事、可愛い子供達、自分の時間。どれも欲張ることが、自分や家族に返ってくる。

我慢は美徳ではない。
好きな事を叶えるための努力の仕方、私は後者の方を選んでいきたい。

nextがあるなら

たくさんの葛藤を経て、周りへ迷惑をかけながらも、膨大な支援をもらい、今の私や家族の生活が成り立っている。

それを、少しでも記録していけたらな、と考えていて。

楽しいこと、不便なこと、経験したこと、好きなこと、がんばったこと、シェアする価値があるかはさておき、どなたかの支援になれば良いなと思う。

ここを発掘して頂き、最後までご覧いただき、感謝申し上げます。

#育児 #ワーキングマザー #子育て #フルタイム



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