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末吉さんの文章喫茶店のようなところ

自分らしく働きたい、暮らしたい人のためのマガジンです。この生きづらい世の中のお守りみたいな存在になれれば。
ふぅ〜っと心が落ち着く、静かな情熱がわいてくる、ちょっぴり運がよくなる、みたいな効能があればいいな… もっと詳しく
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記事一覧

不安や焦りや物悲しさだって、しあわせの一部なんですよね。

 なんてタイトルを書いたら、 note から、「こんにちは。午後もがんばりましょう」と励まされて、「うん」と心のなかで頷きました。  どうもぼくにはバランスを取る癖があるようでして。ここ最近立て続けに「自分をもっと、尊重してあげて」とか「ぼくらはしあわせを受け取ってもいいんだ」というポジティブめな note が多かったように感じていました。  そんなことを書いているからといって、不安や焦りや物悲しさがぼくの生活からなくなっているかというとそんなこともないんですよね。彼らだ

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あたらしい時代のヒーリング。

 さて、ぼくはヒーリングでご飯を食べているわけではありません。つまり職業的なヒーラーというわけではないということです。ですが、ぼくの人生においてヒーリングが影響を与えてくれた割合は少なくありません。  と、ここまで読んで、「そうそう、ヒーリングって大事だよね」とスッと受け入れられた人もいれば、「?? ヒーリングってなに?」と言葉は知ってはいても、意味がよくわからない人もいるのではないかと思います。こういうときは Wikipedia ということで調べてみると、非常によい説明が

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娘が教えてくれた、人間本来のパワー。

 娘とふたりきりの夜。冷たいリビングの床に寝転がってぼくは、「お父さん、泣いちゃうよ〜」とおどけて、袖を目に当てて涙をぬぐいました。目の前では娘が椅子につかまって、小さな足をプルプル震わせながら立ち上がろうとしていたのです。  彼女はついさっき、立ち上がることに失敗して、硬い木の椅子に頭をゴツン。急いで抱きかかえてぶつけたところを撫でてあげている最中もワンワン泣いていました。泣きやんだからとそばに寝かせると、またむくっと座って、えへへと笑ったかと思うと、また椅子のところまで

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自分にうそをつくのをやめたなら。

 自分にうそをついたって、たいして得なことはなくて。その場は丸くおさまっているように見えても、うそをつかれた自分は見えない精神的、エネルギー的な傷を負っていたりします。果たしてそれって、ほんとうに丸くおさまっているのでしょうかね?  ということで、きょうの「末吉さんの文章喫茶店のようなところ」は、自分にうそをつくのをやめる、というテーマでお届けします。  自分にうそをつかないようにするのは、最初は大変なことだと思います。教育だったり、常識だったり、時代だったりによって、自

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さぁ、世界のルールを書き換えよう。

 きのうは最近にしては珍しく、打ち合わせや取材が重なった日でした。朝からは毎日書いている note を書籍化する打ち合わせ。予定時間をオーバーしてしまうほど盛り上がり、急いで渋谷に移動して午後イチからはぼくのことを小さな漫画にするための取材を受けてきました。 むかし好きだった漫画『Ns'あおい』の漫画家である こしのりょうさん(右奥)が描いてくださるということで、いったいどんな仕上がりになるのか、、、いまからめちゃくちゃ楽しみです。ちなみに超プチ情報ですが、この『Ns'あお

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趣味は、人生を変えることです。

 ぼくの趣味は、人生を変えることだ。  まわりの友人たちからも直接的に言われるくらいだから、きっと筋金入りなのだろうと思う。  人生を変えるというのは、より快適に、よりエキサイティングに、それはまぁ、とどのつまりは、より自分らしい人生へと絶え間のない変化をつづけていくということである。  見える景色が変わっていったり、自分のなかの感覚がより平安になったり、奇跡のような出会いや出来事が起こるようになっていくのが、とてもたのしくて仕方がないのだ。  この note はきっ

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一瞬で人生を変えるちょっと不思議な方法を、トイレットペーパーから教わった話。

 これは人によって個人差があると思いますが、目の前の景色は移り変わってゆきます。極端にいえば、仕事も変わり年収も倍になって、住む場所が変わり、隣にいるパートナーが変わっちゃっていたりなんかした日には、もう別人と言っても過言ではないかもしれませんね。  それがより自分らしいものになっていき、まいにち神さまなのか仏さまなのかに手を合わせたくなるくらいの人生になっていったとしたら、、、最高です。だけどなかなか、人生が変わらないんです、という人だってたくさんいるはずで。満足がいかな

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気分よく過ごす。

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『お金から自由になる14のヒント』 追記:大切なことをはじめるとき、まずはお金のことを忘れよう(2022.7.4)

※ 「7. 大切なことをはじめるとき、まずはお金のことを忘れよう」が追記されました。すでにご購読くださっているみなさんもお役立てください。 ここに書かれているのは、稼ぐためのノウハウではありません。 お金から自由になっていくための考え方や、具体的なアクションが書かれています。 サラリーマンから独立もしました。 食っていけなくてアルバイト生活もしました。 自分の力でなんとか生活費を稼げるようになりました。 仕事の単価も3倍以上になり、年収も5倍になりました。 月収8割減はお

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分かち合いベースのビジネスを作る方法。

 あるお店に妻を連れていった。そこは財布やバッグなど革製品のアトリエ兼ショップである。無造作に並べられた商品を手に取って見つめる目はキラキラと輝き、形や色の違うバッグを代わる代わるうれしそうに肩にかけていた。いつもクールな妻にしては非常に珍しい光景だった。  ちなみにぼくも、一発でファンになった。ひと言でいうと、そのお店には愛が溢れている。一点いってんの作品とも呼べる(でもそんなにかしこまってはいない)革製品が大切につくられていることが伝わってくる。ゆえに、不思議な表現にな

もっと自分に都合のいいように生きていい。

 娘が生まれてからのお風呂は、幸せだけれど騒がしい場所になった。昨夜はひさしぶりの会食で遅い帰宅となり、すでに妻と娘は深い眠りについていた。暗がりでふたりがくーくーと寝息を立てているのをボーッと眺めて癒されたあと、本を読みながらゆっくりと湯船につかる。なんと幸せな時間だろう。顔までカッカと熱くなってきたので、さてと頭から洗おうか。  ゴシゴシと髪を洗ってお湯をかぶっているとき、ごく個人的でありながらも大きな発見をした。その発見の話をする前に、このことをお伝えしておかねばなる

自分の可能性をみくびるな。

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不快なイメージや感覚が離れてくれないときには。

悪夢を見た。 悪夢は恐れ。 悪夢は痛み。 それに囚われるか。 それに対峙するか。 嫌な気分を引きずるのか。 ただの幻想であると悟るのか。 ぼくたちは、 いつも選ぶことができる。 その先の未来は、 きっと違ったものになる。 こういう小さな差が、 積み重なって人生を創りあげていく。 どんな悪夢だったのか、 悪夢と対峙する方法とは、 そんなことについて、今回の 「末吉さんの文章喫茶店のようなところ」 ではお届けしようと思います。 新コーナー「末吉さんの挑戦」では、

恐れか、優しさか。

 閉じたまぶた越しにも、その明るさが伝わってくる。台風の夜があけた今朝、東京は快晴だった。窓の向こうでは緑のイチョウがキラキラと揺れている。こんなにも大きなものごとに対して祈るなんてことはできないけれど、もういちど目をつぶってしばらく黙った。目をひらくと、娘は空を見上げていた。太陽が力強く街を照らしていた。  きのう一日、時おり Twitter や Facebook を覗くと、危険を知らせあったり、お互いを心配してやさしい言葉をかけたり、静かに祈りを捧げていたり、いろんな投