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365日無休。

昼間からパチパチとMacBookのキーボードを叩いて電子書籍の編集作業を続けてはや5時間以上が経過していた。壁にかかった時計に目をやると、もう夜の9時を過ぎている。肩にハリを感じ、腰も重たい、目もシパシパする。このエッセイの執筆に移る前に、からだを休めようとベットにふらふらと倒れこんだ。

集中して作業をしていたから目は醒めている。でも、ベットのかたわらにある小説『カラマーゾフの兄弟』に手を伸ばす気にはならない。かわりにスマホへ手を伸ばすと、YouTubeを開いて『ヒカキンTV』をクリック。

うーん、3年くらい前からだろうか、ちょっと疲れてボーッとするとき、ヒカキンTVを観ている気がする。1〜3ヶ月に1回くらいなんだけれども、なぜだかちょくちょく覗きにいってしまう。

いくつか動画を観ていると、さんまさんの「ほんまでっかTV」にヒカキンさんが出演したときの動画を見つけた。

ヒカキンさんは、収入が入るシステムがない頃からユーチューバーとしての歩みをスタートさせている。新潟から上京をして最初の4年間は、スーパーマーケットで働きながら動画を撮ってはアップし続けていた。収入になるわけでもなく、毎日毎日コツコツコツコツと。

ちなみに2016年は、365日一日も休むことなく動画をアップすること、841本。インフルエンザにかかったときも、それをネタに番組を更新させていたヒカキンさん。

「お金を稼ごう」という想いだけで、できることではない。好きなことを見つけて、それをやり続けること。たのしいことばかりじゃないだろうけど、それでもやり続けられること。ただの繰り返しではなく、工夫というスパイスを調合しながら。

そうしてきた者には、強さやら厚みやらがあるように感じる。目には見えない信頼感みたいなものが存在していると思うのだ。だからこそぼくは、(ロイヤルカスタマーではないかもだけど)ヒカキンさんが画面のなかでバカやっているのをついつい覗きに行ってしまうのだろう。(ここで書いていることと矛盾するようだけど、ヒカキンさんはこの番組出演をきっかけに休みを取るようにしている)

(そんな存在に、このnoteエッセイもなれたらいいな、なんて口が裂けても言えない。………あれっ)

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『ヒカキンTV』6周年で登録者500万人を突破したようですね〜。やや、純粋にすごいなぁ、ホントに。

まったくもって、面識はありませんが、ヒカキンさん、おめでとうございます!

今日から2日間。YouTubeではありませんが、4本のインターネットラジオのパーソナリティー&ナビゲーターとして収録三昧です。忙しいけどでも、ラジオはたのしいんですよね。

もっとプロデューサーがたくさんいたら、世の中にひっそり隠れているおもしろい人たちの番組を立ち上げることができるのになぁ。プロデューサーという働き方のおもしろさをもっと伝えたいと真剣に考え中です。

ひとまず基礎的なことは、この有料マガジンでもお伝えしていこうと思います。

◉ 『プロデューサーの眼差し』→ https://note.mu/sueyoshihiroomi/m/m2dfd4c230a76

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