紙の本の編集者が外へ飛び出すとき。

お昼過ぎから神保町へと出かける。目的は古本の街の散策・・・ではなく、集英社での打ち合わせだった。立ち並ぶ古本屋さんたちに後ろ髪を引かれながら、まっすぐ集英社へと足を運んだ。すると、、、こんな特大ポスターが3枚ずらり。

写真撮影の衝動を抑えきれなかった。たぶん中学生〜高校生くらいのころに、少年ジャンプで連載していた『封神演義』がアニメ化されるそうで。Kindleで一気に読み直ししようかなぁ〜。

と、話がそれてしまった。今日は、集英社にて『週刊プレーボーイ』の編集者をつとめる村上隆保さんとの打ち合わせ。以下の記事を読んで、ツイッターにご連絡をいただいたのがきっかけだ。

村上さんは堀江貴文さんのサイト「HORIEMON.COM」の対談シリーズ「ホリエモンWITH」の構成を担当されているそうで、ぼくも堀江さんの電子書籍の編集を担当しているご縁があり、そんなささやかな共通点から話が盛り上がった。

よくよくお話を聞いていくと、「リリー・フランキーの人生相談」や

「爆笑問題の笑えるニュース解説」、

「ホリエモン×ひろゆき なんかヘンだよね」

などの連載を担当されているとのこと。( 詳しくは読んだことがなかったけれど )どの企画も知っているものばかり。また、週刊誌の編集者ということで、これ以外にもあらゆる分野の企画を立てて、現場で出かけては取材をして記事に仕上げる。今週も来週も再来週も。

村上さんと電子書籍やら動画、音声コンテンツ、ひいては著者の長期プロデュースについていろいろとお話した。そうして、思った。

紙の本の編集者のなかには、表には出てこない優秀な人たちがたくさんいるのだろうな、と。

これからは、裏方として素晴らしい作品作りを手がけてきた編集者の人たちが、表にも出てくる時代になると感じている。じぶんの筆で、声で発信しはじめると思うのだ。( 一緒にラジオをやっている箕輪厚介さんはもちろん、最近noteでの発信が素晴らしい竹村俊助さんなど、その勢いは増すばかり )

それも本作りだけではなくて、さまざまなコンテンツ(動画や音声、はたまたイベントやお店などの空間なども…)の編集を手がけるようになるだろう。きっと。

このような未来は、ぼくにとってはライバルが増えることを意味する。

しかし、世の中はおもしろくなるだろう。もっと。

たとえば、先にご紹介した村上隆保さんが本の編集以外にも活動の幅を広げたとしたら、仕事をお願いしたい、ご一緒したいという人は少なくないはずだ。そして、おもしろい企画だってもっと生まれるに違いない。

という流れを踏まえて、編集者の人たちを、いや編集者の人たちこそプロデュースしたいと思えた時間だった。

にしてもより一層、ぼくは何者なのかがわからなくなってゆくかもなぁ。

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村上さんとも早速、おもしろいことができるかもしれません。いまから、楽しみです。

それと、コンテンツプロデューサーチームも動き出しそうです。引き続き、メンバーは募集中しています。noteのクリエイターへのメッセージか、ツイッターのDMでご連絡ください。

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ツイッター → https://twitter.com/hiroomisueyoshi

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