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ポーカーフェイス。

感情を表に出さない無表情な様子のこと。

Wikipediaには、こう書かれている。昔からクールで寡黙な男に憧れを抱いているところがあった。フィリップ・マーロウのような何事にも動じないタフなイメージでカッコいいな、と。

だから今日も、何食わぬ顔をして「豊かな個人事業主は、パーソナル編集者をつける時代だ」とか「美味しいご飯の名脇役、梅干し」など、いろいろと考えていたことについて書くことも考えた。しかし、このことに触れないわけにはいかない。

結っ構ぅねぇ、まいにち書くのつらい。

日中の仕事を終えて、ご飯を食べて、ゆっくりお茶を飲む。そこから、さぁ〜もう一踏ん張りと、パソコンの前に座るんだけど指が動かない。ちょっとだけ心優しいメドゥーサに睨まれ、指先だけを岩にされてしまったかのように指が動かない。でも、じっと椅子に座り、ポツリポツリと指を動かしては文章を書き連ねていく。そんな日が、数日のあいだ続いていた。

そうして迎えた、今日。

賽は投げられた・・・、あ、間違った。沈黙は破られた。

「まいにち書くのつらい」って、書いちゃった。

なんかいつの間にか、言わないように言わないように、書かないように書かないように、となっていた。別にそんなルールを決めたわけでもないのに、そんなことは書かない、書いちゃダメだみたいな暗黙のルールにハマっていることに気がついた。

この暗黙のルール的なもの、いろんな分野において、無意識のうちにつくっていそうだなと思った。「奥さんにはこんなこと言っちゃダメだ」、「こんな働き方をしてはいけない」、「能力のないじぶんには無理だ」etc...。

でも、このルール。

誰がつくったの?
そもそも、本当なの?
破ったらどうなるの?

(ぼくが書いちゃったから、読んでいるみなさんも巻き添えにしようと思っているだけだが、)やっちゃダメ、言っちゃダメだと思っていることを、口に出してみてほしい。ひとりのときに、ポツリとつぶやいてみるだけでいい。もしもできることなら、気の置けない人に話せると、なおいいと思う。

肩の荷がおりて、息が吸いやすくなるんじゃないかな。きっと。

書きはじめる前より、書き終わった後のほうが、元気になっている気がする。もう深夜1時過ぎだけど、これからお茶を片手に小説を読もう。最近のお供は、ドストエフスキーの『白痴』。

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さて、明日(今日)は、ものすごくおもしろい生き方をしているひろ かずまさんと打ち合わせがあります。彼のことを語りだしたら、何時間もかかる。。。たとえば、1000人の人たちに、ランチをご馳走する、何の見返りとかもなく。などをはじめ、みんなの気持ちや人生が楽しく、豊かになるような活動を展開しています。人生を楽しむ、人に与える達人ですね。

そしてこの、11月11日(土)にも大阪で、イベントを開催されるのですが、ゲストがすごい。世界的なファッションデザイナーのコシノヒロコさんです。

11月11日のゾロ目の日、大阪のまわりにいらっしゃる方はぜひ聞きに行ってみてもらいたいですね。じぶんの創作活動はもちろん、どう生きていくかについても考えさせられる時間になると思います。

◉ 詳細・受付はこちら → https://www.event-form.jp/event/2123/sEOq

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