ネット・リテラシーについて
※写真はイメージですらありません。
幾つかのまとめサイトが非公開になったりならなかったり静かに色々起こっているようなのだが。著作権云々の話は、まあ、いいや、置いとく。
太古の昔、ネットは自己責任論が主流だった。発信者側は「無保証です。それで良ければ自己責任で」というスタンス、受信者側は「At your own risk.ね。ハイハイ」って感じで何となく上手く行っていた。圧倒的に責任の所在は受信者側にあったんだよね。それは、「プログラムの勉強の為に作ってみました」みたいなフリーウェアソフトなんかが生まれる土壌だったんだよね。文章などのようなものもそうだった。ガセネタなら「ああ、ガセネタかー。やられちったなあ。ハハハ」みたいな感じだったと思う。
ただ、昨今は、発信者側の責任が大きいような気がする。そりゃあ、企業が金を取ってサービスしているなら、当然、企業に責任を押しつけるのは当たり前で、そうでなきゃ困る。ただね、個人が趣味や遊びでやっていることにまで責任を押しつけられるのはたまらんよね。そんなのは受信者側の自己責任でやればいいと思うのさ。だが、最近はリテラシーの低い人たち寄りになってきているように思える。
基本的にネットの情報ってのは、自分のディスクスペースを開放して閲覧可能にしているようなものなのよね。それを読むか読まないか、その実行ファイルを実行するかしないかは自己責任であるべきだと思うのよ。だって、誰にでも勝手に閲覧可能にしているだけで、「見てください」とか「使ってください」という体ではないからね。そんなの見た奴、使った奴の自己責任だろう。
しかし、ネットの利用者のリテラシーは下げ止まりしている。手前が勝手に真に受けたり無保証だというのにファイルを実行しただけだろうに、金を払って買ったかのように責任を求めているんじゃないかと思うわけさ。発信者側と受信者側の責任の分担がかなり発信者側に重くなってはいまいか。厚かましいだろ、ただで得た情報なりアプリの責任を他人に求めるなんてさ。
↓警告:100円の価値はありません。
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?