おそらくワタシや、上の世代の女性の中でも母親であった方々は、同じ想いなのだろうと思う。

強制的に排除されてきた女性である自分は、離婚するまで
我慢することを強いられてきた。
せっかく離婚したのに、PTSDで1年近く入院生活。
夫だけではない、複数の男性からの人格を壊すほどの性暴力。

だからこそ、性暴力のガイドラインは必要だし、法の整備も必要。
これに関しては、自分は動くし、未来を安心・安全にシフトする。

約20年、残念な社会構造で、自分は何も活躍出来なかった。
40歳を過ぎて、ようやく発言し、社会人となった。

最愛の人に巡り会うも、死んでしまい、ショックのあまり5年ほど記憶のない生活。
働いていても貢献出来ていなかったのだろうと思う。

そして更に、追い打ちをかけるようにパートナーの死。
それから5年。
トータル10年。
動けてないワタシは10年ロスした。

気がついたら還暦を迎え、世間一般的には引退とされる年代になっていた。
ショックだった。
何も果たせていない。
「もう、若い人へ譲りなさいよ」と、お叱りを受けたこともある。

譲る
ここ3年考えていた。
ひとりで出来るコトはたかが知れてる。
今の方へ、それぞれ動いて貰えば良いのだ。
方向を示すコトは、出来る。

ワタシが拡げたかった世界は
若い方々へ拡げてもらおうと思う。

志し半ばで終わりたくない。
若い方々が表に立ち、拡げてもらおう。
だから、譲れないけど
譲るよ。
そこはどんどん譲るよ。

全身全霊で応援するし、行動するよ。