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TKCクラウド会計の証憑保存機能

領収書等の紙データや電子取引データを読込んで電子保存する機能です。
当事務所では「証憑保存機能」を日常的に使っています。


(1)スマホ読込よりスキャナ読込

  ・領収書等はスマホでもスキャナでも読込めますが、スキャナ読込が
   便利です。スキャナ読込では領収書等をまとめて何枚も読込めます
   が、スマホ読込では1枚づつです。システム起動にやや時間がかかる
   のもネックです。
  ・「スマホ読込をしています」といってスマホ画面を見せびらかすこと
   はできますが、いつも鈍い反応しか返ってきません。

(2)AI読取はお利口だけど英語は苦手

  ・AI読取機能を使うと日付や金額の他、税率別の消費税額も読込んで
   保存してくれます。
   とてもお利口なのですが英語は苦手のようで、「セブンイレブン」は
   読めますが「LAWSON」はうまく読めません。「CODELI」と読んだり
   します。
  ・そうであってもAIは便利です。AI読取を使って1度仕訳パターンを
   登録しておくと、利便性は高まります。

(3)インボイス番号保存

  ・証憑保存機能で読取ったPDFデータ(領収書等データ、電子取引
   データ)から、取引先のインボイス登録番号を簡単に保存できます。
  ・TKCクラウド会計では、売上先や仕入先等の取引先データを登録して
   おくと、国税庁のインボイス公表サイトデータと照合して自動的に
   取引先インボイス番号を登録できます。
   予め取引先データを登録しておかなくても、証憑保存機能を使うと
   読込んだ領収書等に記載してあるインボイス番号を登録できます。

(4)証憑保存機能の活用

  ・証憑保存機能は電子帳簿保存法に対応しています。
   電子取引、スキャナ保存制度の要件の準拠しています。
  ・証憑保存機能は便利ですが、当事務所ではなるべく使わない
   ようにしたいと考えています。
  ・スキャナ読込が必要な領収書等の紙データ、PDFデータで保存
   しなければならない電子取引データは極力減らしたいと思います。
  ・なるべく自動仕訳データ作成が可能なCSVファイルの形式で取引
   記録を保存したいのです。インターネットバンキングデータや
   インターネット取引データの自動取込の活用で可能になってくる
   と考えています。




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