真っ白なワンピース

この前買ったサマンサモスモスのワンピースを着てみた。

綿素材の、真っ白で、胸元に刺繍が入った、素朴なワンピース。

もうすぐ31歳になる私が着るには若すぎるかな、とも思ったけど、

今が一番若いから、今着られないなら一生着られないじゃんと思って、気にせず買いました。


思えば、大学生の頃からサマンサモスモスが好きだった。

お洒落なクラスメイトが着ていて、憧れの気持ちを持って緊張しながらお店に入ったのでした。

毎年福袋を買ったり、高いって冷や冷やしながらアウターを買ったり、

大学を卒業してからも、定期的に何かを買っていた。

そういえば昔初デートでも行ったなー。懐かしい。

あのお店は今はなくて、寂しいような良かったような。


そんな私の半生を彩ってきたサマンサモスモスですが、ここ数年はあまり買っていなかった。

アラサーだし、と思って、大人っぽさを目指していた。シンプルで潔い服。

でも気が付いた。大人っぽい服より、サマンサモスモスの方が気分が上がるし、実際に似合っていることに。

骨格診断とかイエベブルベで考えると、まさに似合うブランドだからという話になるけど、

それよりも、自分の好きな服が自分にしっくりくるというのが嬉しかった。


親にも意外にも評判が良かった、今日のワンピース。

気分も明るくなったし、明るくなった結果?、母と初タピオカを食べに行ったりした。

これからも勝手に年齢に囚われたりしないで、着たい服を着て、行きたい場所に行って、見たいものを見て、食べたいものを食べて、

そういう風に過ごしたいなぁと思ったのでした。