神様は懐が広い
私は因果応報を信じている。
悪いことをすれば、自分に返ってくるし、
いいことをしても、自分に返ってくる。
だから、誰かを無用に傷つけたりしないし、
それは自分のためだったりする。
だけど。
最近はそんなに単純じゃないなと思う。
いろんな人に恨まれることをした人もあっさり幸せになるし、
誰か(私)を深く傷つけた人も幸せいっぱいに見える。
マイナスが大きくても、プラスがそれより大きければ、マイナスは相殺されるのかもしれない。
まじめに生きるより、好きなように生きて、
それで周りの人に嫌な思いをさせても、
それ以上に好きな人を沢山幸せにできれば、
人は幸せになれるんだろうな、とか。
私には、自分と自分の大切な人だけが良ければいい、という人の方が幸せそうに見える。
突き詰めれば、それが家族という組織なのかもしれない。
絶対的に大切な人たち。
家族を否定するのではなくて、
今まで勝手に真面目に生きてきた自分の報われなさに悲しくなっているだけ。
きっと私は、全方位を傷付けないようにしてたことで、誰も心から喜ばせることができなかったんだろうな。