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主軸が動かないプログラム

マニアックな内容なので需要があるかわかりませんが・・・

Mazakの一部の機械でサポートされているファイル出力機能をつかってみました。
せっかくなので専用のマクロを作成。
マシニングセンタのマザトロール用に利用されている工具データを一覧で出力するプログラムです。

#1にポケットNoのMAX値を入力してスタート
起動ランプが点灯して数秒後に消灯。
主軸がピクリとも動かないのがなかなか面白いです。
もはや工作機械として使っているのか(笑

%
MazatrolToolData
DAY  220627
TIME 140349
----T1----
L 0.0000
D 0.0000
----T2----
L 0.0000
D 0.0000
----T3----
L 145.2979
D 6.0000
----T4----
L 140.9805
D 5.0000
----T5----
L 0.0000
D 0.0000
----T6----
L 0.0000
D 0.0000
----T7----
L 199.5780
D 0.0000
----T8----
L 129.8518
D 3.5000
----T9----
L 148.7147
D 0.0000
----T10----
L 132.0075
D 0.0000
%

このようなファイルが機械内部に出力されます。

DPRNT[]コマンドが非常に便利なのでMazakでマクロを触ったことがない人にはオススメです。
中身をみたい変数を簡単に見ることができます。

ちなみに事前に設定が必要です。
EIA/ISO プログラムのプログラミングマニュアルに外部出力指令(ハードディスク出力)があるのが最低限の条件になります。
データ入出力画面のパラメータを設定することでファイル出力できるようになります。
パラメータは次の通り。
DPR14 = 4 テキストをハードディスクに出力
DPR15 フィード数の設定
DPR8 出力ファイルサイズの上限設定

C→MC_sdg→printフォルダ内に出力されます。
以上!

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