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フィリピンで思うこと(仮)

トイレのうんちく

今回は、トイレのお話。
便座の話をしたいのだが強烈なエピソードが控えているのでそれは後ほどお話しするとして、
先ずはトイレットペーパーのお話。

オフィスなどのトイレには必ず日本と同じようにトイレットペーパーがおいてある。
そしてそこにはなぜかごみ箱もセットで置いてある。
しかし日本と違うことが一点。
紙は流してはいけないという事。

紙は解けないし水圧も弱いので一緒に流してしまうとすぐ詰まってしまうのだ。
小さいことだけど住む場所が変われば違いも多いね。
だから皆さんフィリピン来られた際は、紙は便器ではなくゴミ箱へ。

そして今度はトイレの一般的なフィリピンのスタイル。
友人のおうちにお邪魔しトイレを借りた時の話。
入ってみるとそこには水桶と柄杓。トイレットペーパーはどこにもない。
どうしたらいいのかかなり考えた。
手動ウォシュレットなんだろうか?
色々一人で考えた挙句
とにかくその時はぴしゃぴしゃとやった。

以後必ずティッシュペーパーを手放す事はできない。
これがローカルの家庭でのトイレの定番だ。


それでは便座の話をしよう。
フィリピンのトイレには便座が無い。とは言っても最近はホテルやらショッピングモールには
便座がついているので、あまり不便はない。
ただ地方のレストランやローカルの方のお宅にお邪魔すると大抵ない。
ないとどうするか?!
そう空気椅子状態でするしかないのだ。

10数年前はじめてダイビングでセブに訪れた時の話。
透き通るような海の中に広がる一面色とりどりのサンゴに魅了された初セブダイビング。
ついうれしくて2日間で7ダイブした最後の夜、
セブの有名なローカルのシーフードレストランに食事に行った。
そこには色とりどりの見たことのない魚や山のように盛られたウニ、オマール貝にエビなど
たくさんのシーフードが置かれ好きなものを選び好きな調理法を伝えると料理がでてくる
といった店だ。


各々仲間が好きなものを選びシェアすることにしたのだが、わたしは日本のバフンウニのようにオレンジ色ではなく白っぽいウニを皿いっぱい頼んだ。

これが悪夢の始まり…

さすがに続けて7ダイブもすると日頃使っていないところが筋肉痛になる。
特にその時は、お尻の筋肉。
足ひれをキックする為に酷使するからだろう。
座ったり歩いたりする分には大丈夫なのだが、
椅子から立ち上がる時に激痛が…

OMG!!

さて食事の話に戻ろう。
テーブルいっぱいに並べられたシーフードにもう腹ペコの私たちはフィリピンの定番サンミゲルビールで乾杯し飛びついた。
美味い。ほんとに美味い。もう最高!!
そう、そしてウニだ。
ここは、ライスを注文してんこ盛りにしたウニに醬油をかけて一口。

OMG!!

最高だ!もうそこからは漫画のように一気食い。
その後ダイビングの話やたわいもない話をしながら美味いシーフードを堪能しながら宴を楽しんでいた。

がその時!!
痛っ…腹が。。。

慌ててトイレに駆け込みズボンを下したが
そこには便座が…ない。
中腰状態になると臀部に激痛が走る。そうそこには筋肉痛が待ち構えているのだ。
しかし腹痛は待ってくれない。
でも座ると筋肉痛。

“うーっ”

この悪夢のスパイラル。

OH OMG!!

トイレの外からは仲間の陽気な笑い声が聞こえてくる。
中で一人悶絶を繰り返してるなんて知る由もない。
“助けてくれーっ”
激痛ともいえる筋肉痛を我慢しつつなんとか用を足した。
楽しい宴が一変した夜だった。
ただシーフードレストランが悪かったのではなくあくまで私の体調も含めうんがなかったのだ。そのことはわかってほしい。

しかしその夜の事は私は一生忘れない。

なんて日だ!

そして

なんて便座って素晴らしいんだ!!


って思ったよ。


色々書き綴っているのでご興味持っていただいたら

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