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緊張している

たかだかお客さん側の自分がライブの前に緊張するなんて感情をあんまり抱いたことがない。


明日は、自分の今年の夏のライブを締めくくる、Hi-STANDARD(ハイスタ)っていう伝説的なバンドがやってるAIR JAMっていう伝説的なイベントに参加します。


1つのステージで全部で10組のアーティストが順番に出てくるわけなんですけど、

そのタイムテーブルを見て、冗談抜きで驚愕しまして。



1週間前の話。

自分は山中湖のほとりのSWEET LOVE SHOWERっていうフェスで、お客さんが稲穂を手に持って振ってるっていう、なかなか訳がわからない光景を目の当たりにしながら、AIR JAMのタイムテーブルが発表されたのを見て、


「いやいやいやいや、いかんでしょ!!!!!」


みたいな感じで、マジで声が出た。

ステージで曲やってる最中に。レキシおじさんゴメン。




我らがヒーロー代表の04 Limited Sazabysが、AIR JAM初出場に関わらず、出番が大トリの手前ってことになってるんですよ。

彼らにとっての偉大なヒーローのハイスタに直接バトンを渡すポジションにいるわけですよ。


フェスの帰りのバスで目をこすってもう1度見直してみたけど、やっぱり下から2番目にいるんすよ。



本当に、何してくれてんだよ。


トップバッターか2番目ぐらいだと思ってたよ。


年功の序列的にも今回の出演組でもかなり若いし。



やばいやばい、これは事件だと1週間思い続けて、ついに開催前夜ですよ。


緊張の方が勝るまではさすがに言わずとも、ライブの前に楽しみと緊張が同じぐらいに並列したことって今までにないから。

楽しみ以外の感情でウズウズなんならソワソワしてるよ。



もちろんトリ前の大役任された当人たちは計り知れない重たいものを感じてると思う。


その重さと自分の緊張なんて比べるよしが無いんだけど、それでも、こっちも緊張出来て良かったというか。


その1週間前のSWEET LOVE SHOWERでも04 Limited Sazabysのライブを観ていて、終盤のMCで

「多様でごちゃまぜで複雑な感情を分かち合えるのがファミリーだと思ってる」

「皆さんもファミリーになって欲しいし、"俺たちのフォーリミ"って思ってもらいたい」

って言ってたんですよ。


いやもうずっと前から俺たちのフォーリミだし俺たちのヒーローよ??


だけど、明日のライブは冗談抜きで、本当の本当に"俺たち"として、ファミリーで束になってぶつからないと勝てない戦いかもしれない。


だから一緒になって緊張してるのかもしれない。



完全ホームでは戦えないのはきっとそうで、それなりの向かい風を感じると思う。

こっちもそう。他のフェスに行ったら彼らのTシャツ着てるお客さんは圧倒的にマジョリティーなんだけど、明日はきっと違う。


ワクワクも緊張も背負って見届けるから、俺たちの緊張も希望も背負ってステージに立ってくれ。


あぁ、また緊張してきた。

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