今伝えたいこと

色んな人のSNSのトップ画が黒くなり #blackouttuesday って書いているけどそんなことで世の中は変わらないかもしれない。
それは、#freetibet の時と同じ。

ただ、このネット社会の世の中、もしかしたら、誰かに届くかもと思い、少しだけ書いてみようかな。

自分は子供の頃、海外で育っていて、そこは自分と自分の周りの日本人(親とか)だけが肌の色が白かったので、わたしが物心ついて初めて抱いた感情は「違和感」でした。
そして、日本人学校なんてない地域で私はローカルな学校に行っていたので、私だけが「異邦人」だった。

そこで大きな差別はされていなかったけど、日本人だから金持ってるって思われたのか先生にお金持ってきてねっていわれた。子供すぎてよくわからなくて「お金持ってきてって先生に言われたよ!」って素直に言ったら親びっくり。

日本に帰国して小学校に行って、周りのみんなと同じ肌、みんなと同じ目の色でホッとしたって事と、今まで過ごしてきた場所の話をしたら「じーまーん!じーまーん!」(悪気はないのはわかってる)と言われた時、私は違和感って感情を一生抱えて過ごす宿命だろなって子供の時に思ったのを覚えている。

同じ日本人でも「少し違う経験をした」ってだけである種の線引きをされてしまう。(今は親に感謝しているよ)

あと帰国してクレヨンや絵具の「肌色」
ってのもすごく嫌だった。違うことを知っていたから。

今ニュースになっている差別問題は私にはわからないし偉そうなことを言えないけど少なくともある種の「違和感」や、差別「された感」を感じ続けた人たちによるものかなと思っているので、この声がどこかに届くと信じて書いてみた。

あ、あと、ブルーハーツの青空って曲を全世界の言語に翻訳してみんなに届くとよいなと思っています✨

写真は幼少期のわたしと同じ釜の飯を食って育ったチーちゃんです。彼女だけが唯一、「私だけが違う」という感情を忘れさせてくれた気がする。それは彼女は私の肌の色や国籍なんかを全く気にしていなかったからなんだろな。

めちゃくちゃ喧嘩して帰国する5日前、私が帰る日にハナマルされてやったー!とか言われたりしたけど帰国前に仲直りしておそらくお互い二度と会えないのをわかっているのにまたね、でお別れした子供心に一生忘れる事はできない友達。

集団としての差別問題が消える日はなかなか難しいかもしれないけど、自分は目の前の友達がどんな場所から来てどんな肌の色でもそんなフィルターはかけたくないし、みんなが少しずつそんな気持ちになれたらよいのにね。

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