20240321 未泳力教室
この薬、ほんとに苦手。
私とっても花粉症。
今日とかもほんとにひどい。
ちょっと具合悪いですもん。
朝地震があって、それだけでも気分が下がっている時に、とにかく夜も眠れなかったのでグロッキー。
耳鼻科に行ってないのも悪いのですが、飲み薬も市販薬でカバーしていると、これまた眠気もひどい。
でも、薬の持ち弾も無くなってしまい、とうとうこのダイレクト噴射薬を使わざるを得ないことになってしまいました。
この薬を使うと、思い出すんです。
溺れた時のことを。
私、泳げないんです。
水泳教室に行ってたけど、ずーっと初心者クラスで。
いつまでたっても上達しなかったから、やめちゃったんです。
でも小学校のとき、未泳力教室ってのがあって。
文字の通り、泳げない子供達を夏休みの期間で泳げるようにする特訓のクラスに選抜されちゃって。選抜というか、泳げない人集合〜みたいなクラス。
クロールを50メートル泳げるようにならなくちゃいけなかったんですが、生徒全員がそこまで泳げるようには短期間ではならないですよ。
でも、私は奇跡的に泳げるようになってしまって。
当時の小学校のよくないところだと思ってますが、その成果を発表しなくてはならないイベントが設定されていたんです。
得意なものなら、まぁいいですが。
苦手な人間たちが集まっているクラスの中で、得意じゃないのにみんなの前で泳がされてですね。
何のための発表なのか今でも理解できないんだなぁ。
そして、泳げるようになったメンバーの中でも私はダントツのビリッケツ。
みんなの前で、もはやほぼ溺れている状態で50メートルを泳ぎ切って。
しかも、ゴールしたとき、みんなからの拍手が鳴ってしまいました。情けない。本当に情けないと思いましたね。
その時の記憶がどうもほろ苦くて。というか嫌で。
その時の、鼻の中に塩素臭い水が入った時の感覚にそっくりなんですよ、この薬を差した後。
好きだった〇〇さん、泳ぎ得意だったよなぁ。
あれから遠い存在になったんだっけ。
ビターでセンチな気分だぜ。
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