五月十二日(日曜日)~十六日(木曜日)

十二日。期間が空き過ぎてしまって、何をやっていたのか、まるで思い出せない。こういう時、Twitterでのツイートを確認すれば、それなりに記憶が蘇ることもあるのだが、当日のツイートを見ると「録画した『タモリ倶楽部』を見た」程度のことしか書かれておらず、何の参考にもならない。まあ、何かをやっていたのだろう。普段から使用している手帳によると『澄江堂主人』(山川直人)を全巻購入したらしい。確かセールスをやっていた。

十三日。自宅で運動しながら、amazon primeで『ヤマノススメ』を視聴。登山がテーマの一話四分のショートアニメ。芸人のサンキュータツオが褒めていたので視聴したのだが、なんとなく評価する気持ちも理解できる内容だった。ただ、これ以降は見ていないので、自分にはあまり刺さらなかったのかもしれない。風呂に入って、ヨーロッパ企画による公演『月とスイートスポット』のDVDを鑑賞。敵対組織に追い詰められた男たちが、過去が見えるドラッグを服用すると、現実と過去が交差し始める……というSF色の強い作品。ヤクザたちが二度と戻ることの出来ない若かりし時代を振り返っている様が、なんともいえない寂しい後味に。『東京ポッド許可局』を聴きながら就寝。テーマは〈オススメYoutuber論〉。

十四日。amazonで予約していた『ぶちぶちシソンヌ ~名言バラエティ~』が自宅に届いていたので、鑑賞。広島ローカルで放送されているバラエティ番組を収録したDVDの第二弾。シソンヌの二人とゲストが広島に住んでいる一般の方々とロケを行い、最後に“名言”を引き出そうという番組なのだが、登場する人々が強烈な個性の持ち主ばかりで、ずっとニヤニヤしてしまう。第一弾で見せていたロケとコントの融合はすっかり鳴りを潜めていたが、これはこれで面白い。『アルコ&ピース D.C.GARAGE』を聴きながら就寝。

十五日。帰りに大坂王将。辛い味付けの冷麺を食べて、まんまと打ちのめされる。運動しながら、radikoのタイムフリー機能で前日の『爆笑問題カーボーイ』を聴く。ウーチャカこと田中裕二がモノマネを披露するコーナーでやっていた目玉親父がなかなか似ていた。『水曜日のダウンタウン』、〈日本生活が長い外国人でも、めちゃくちゃ驚いた時の第一声は母国語説〉が秀逸。ドッキリの悪質さと、外国人たちのリアクションの激しさがたまらない。日本の芸能人も負けている場合ではない。番組終了後、『ぶちぶちシソンヌ ~名言バラエティ~』の続きを鑑賞。ダイアンをロケで振り回すシソンヌ、という構図が新鮮。

十六日。録画がたまりにたまっていた『なつぞら』をようやく見始める。ちゃんとしたつくりに感心させられるが、一方で、笑いどころの少なさが気にかかる。これから先、息抜き要素もあると嬉しい。以前、バイきんぐ西村が出演し、話題となったアババイの新CMを目にして、大コーフン。前回は無駄にセクシー要素の強い映像が笑えたが、今回はウケを意識し過ぎたつくりになっていて、ちょっと惜しい。久しぶりに『アメトーーク』を視聴。〈サンドウィッチマン大好き芸人〉。中川家・剛がサンドウィッチマンに向けた苦言がなかなかにガチの内容で、漫才師として愛し愛されているのだなあとしみじみ。良い関係性である。それから、伊達の安倍総理のモノマネが、なんだかとても面白かった。伊達が、伊達の顔のまま、安倍総理をやるという状態からして面白い。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?