こんにちは、菅谷です！

リサイクルの魅力や楽しさをお伝えしつつ、ちょっと宣伝にもなればいいなという思惑がある当noteですが、更新までとても時間が空いてしまいました。もっと言語化していきたいのですが、日々肉体労働をしていると、なかなか難しく悩ましいところです。

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さて、今回のお話ですが表題の通りです。

断言します、自分よりも引っ越しのバイトを長年やっている人の方が仕事ができます。

引っ越しバイトのベテランさんたちは本当に凄いです。作業は迅速、知識は豊富、体力は無尽蔵です。よーいドン！で僕とベテランさんで同じ作業をしたら引っ越しバイトさんの方が倍くらい早く仕事が終わるでしょう。

しかし、「ベテランバイトさんが独立して引越し屋さんを始めたら成功するのか」というと、これまた難しい問題があります。

仕事は色々な要素で出来ています。
現場でのスキルは必要です。必要ですが、それが全てではありません。営業力や事務力など様々なものが絡んできます。バイトではこういった要素を習得することは困難だからです。

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私は現在個人事業主として働いています。

引越しのバイトの場合は一日一生懸命働いても収入は1万円台でしょう。個人事業の場合はこれよりも多くの収入を一日で得る日もあります。

もちろんリスクもあり、1日かけて1円の収入にもならないという日もあれば、最悪の場合は赤字という日もあります。

引っ越しバイトよりも稼げる日もあるが、稼げない日もある。そして、現場での実務力以外にも成功のキーとなる要素（営業とか事務とか）が様々絡んでくる。

これが個人事業主です。

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ここまで、引っ越しバイトと個人事業主の例を出しましたが、もうひとつ経営者というものもあります。

ひとくちに経営者と言っても色々な方法があります。

傾向としては、成功して規模が大きくなれば大きくなるほど、現場での実務、お客様を獲得するまでの営業、収支の計算や現場に誰が行くかのマネジメントなどの事務を、他者の労働に依拠するようになる（ならざるを得ない）点があげられるのではないでしょうか。

また経営となると金銭面でも、バイトとも個人事業主とも違う特色があります。

経営者の場合、失敗した場合は個人事業主とは桁が違う額の損失を出してしまうこともあります。また、それと同様に成功した場合は個人事業主とは桁が違う額の収入が生まれる可能性もあります。

そして、引っ越しバイトと個人事業主のふたつと比べて、経営者が異なった存在となってしまうのは、大きくは次の要因からかと思います。

経営に成功した場合に、その経営者は現場労働者である必要がなくなります。サカイ引越センター、アート引越センター、アリさんマークの引越社等々の大手の社長は恐らくは現場で汗を流してはいないでしょう。

引越し業界は現場経験を積んで社長になる人が多いようなので、「冷蔵庫の持ち方も知らない」というような現場の知識がゼロということは少ないでしょうが、それでも経営者として上手くいくと現場労働者とはちょっと違った存在になってしまいます。

極論としては、ベテラン引っ越しバイトさんの熟練された労働のアガリを得て私腹を肥やすことも可能です。また、どこかの現場で新人がひどいパワハラを受けていたとしても認知していないということもあるでしょう。

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繰り返しになりますが、私は現在個人事業主として働いています。

私の知る限りですと、私を含め多くの個人事業主は「仕事を今よりも”良いもの”にしていきたい」というモチベーションを持って、日々の仕事に取り組んでいます。

この場合の”良いもの”とは何か。

お金を稼ぎたいのか
人を雇用したいのか
自分は現場には出ずに収入を得られるようになりたいのか

自分の仕事の精度を高めたいのか
自分の出来ることを増やしていきたいのか

もっと楽しく日々を送りたいのか
週の半分は休暇にする設計を作っていきたいのか

事業の成功というと大きな金銭を得ることが一番にイメージされがちです。もちろん金銭を得ることは重要ですが、それとは違った成功を紡いでいけるかが個人的には仕事をするモチベーションの一つとなっています。

今回はここまで。

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