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113*ごめん、いま猫でいそがしい(クロきび2019)子連れ狼という運命

モンキー・パンチさんも小池一夫さんも、あちらに行かれてしまった。呆然である。深夜に目が覚めると、テレビでルパン三世が流れていた子供の頃。ずいぶん、アダルトな雰囲気だった。子連れ狼はドラマもとても流行っていた。ずいぶん、かなしい主題歌は小池一夫さんが作詞されていたらしい。

きびちゃんも、ついに一歳になった。クロちゃんが首輪をはずす術を修得してしまい、壊してしまったので、おそろいの黄色い首輪に買い替えた。なんだか、小学一年生のランドセルのカバーみたいで、きびちゃんはともかく、クロちゃんには似合わない。しかも、やっぱり、はずしてしまう。猫の首輪は、どこかに引っかかって、首がしまってしまわないように、はずれやすい造りにはなっているのだ。首輪がないと、万が一、脱走したときに、見つけにくいかもと不安がある。やはり、はずれやすい構造になってはいるが、やや造りの違うゴールドの首輪を買ってみた。クロちゃんに、似合う、似合いすぎる。どうにも王者感を醸し出してしまう。しかし、すぐに攻略されてしまった。いま現在、首輪なし。もし、脱走して迷子になってしまったら……。誰も迷子にさせたいわけじゃない、まさかと、まさかの、ほんのわずかな隙なんだと思う。本当に恐ろしい。恐ろしすぎる。

子連れ狼の主題歌が頭の中で鳴り響く。ちゃーんの仕事は刺客ぞな。動物と暮らしている全人類は子連れ狼である。帰りゃいいが帰らんときゃあ、この子は雨ンなか骨になる。と、わりあい、明るいトーンで橋幸夫さんが歌っているが、いままで、ぬくぬくのんびりと暮らしていた子が野生児になって生き抜く確率はとても低いだろう。あなたなしでは暮らしていけない動物より最大限、長生きするしかない。

必死ですよー↑な、きび一歳

牽制しあう↑クロきび

ほっそりしていた頃のきび↑

もちもちしましまきびきび↑な近影

#保護猫 #黒猫 #キジトラ猫 #クロきび #とは #コンテンツ会議

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