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【ネタバレ】孤児院で育てられた子ども達が過酷な運命に抗っていく物語『約束のネバーランド』その1

こんばんは、杉山貴紀です。
最近の友人のオススメで観たアニメについて紹介します。

『進撃の巨人』が大好きな私はそれ以外のアニメをあまり見ないことが続いていましたが、それに匹敵する面白いアニメと今回出会いましたので、ここに記していきます。

ネタバレも含んでおりますので、既に見ている方、それでも良い方のみ読み進んでください。

公式のアニメPVを掲載しておきます。

1話から超壮絶!舞台となる孤児院の秘密

グレイスフィールドと呼ばれる「孤児院」を舞台に物語はスタートします。
少女主人公のエマはこのグレイスフィールドにて、院のシスターである「ママ」と慕われるイザベラのもとで、血縁関係のない兄弟姉妹達と一緒に幸せに暮らしていました。
この院では、預けられた子供を、特殊な勉強とテストにより育て上げて、6歳から12歳までの間に里親の元へと送り出すという仕組みであることを孤児たちは教えられていました。

無事に里親が見つかり、孤児院から外の世界に出ることになったというコニーという6歳の少女がいました。
みんなとの別れの挨拶をして出発した後、大好きだった人形を置き忘れていたため、主人公エマと、同い年で知略に優れるノーマンはそれを届けることになりました。しかし二人は、近づくことを禁じられていた「門」でコニーが食肉として出荷される瞬間を目撃します。
そこから「鬼」の存在を知った二人は、同じ孤児院の仲間に引き入れ、グレイスフィールドからの脱獄計画をスタートさせるという物語です。

鬼が悪い存在ではない。そういう世界が作られている背景

この物語を見ていくと鬼が悪い存在のように見えます。鬼が人肉を食べるために農場作ってそこに子供を入れて監視して飼育して出荷する。。
ところが鬼側の視点でもそれをしなければいけない背景があったのです。それは人肉を食べないと鬼はその体を保つことができなくて、退化して野生動物のような状態になってしまうという性質があり、そのためにあえて人肉を育成する仕組みを作っていたのです。
農場を作る前までは人間と鬼の争いが続いていていましたが、あるとき契約を交わし、住む場所を住み分けるようにしました。その契約とは、お互い殺しあわない代わりに、鬼が食す人肉は提供し続けるというものでした。
ある貧しい鬼の村では、なかなか身分が低くて人肉を食べていくことができなく、自分の家族が全員瀕死状態になっている鬼もたくさいんいるという状態になっていました。
それを聞いてとても衝撃を受けました。。無事脱獄をして、鬼がいる外の世界に行った後にこれを知った主人公のエマは、考え方を変えました。
もともと仲間と鬼を駆逐する作戦を立てていましたが、鬼も人間と同じように家族もいるし人間と同じような考え方をしているんだと考え、鬼を殺したくないと考えました。
と、一気に書いてきましたが、今日はここまでにして、次回のブログにてどう物語が終着していくか書いていきます。

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