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アタナシウス・キルヒャーの図版



Tetugakuyaのコレクションである1899年のリトグラフの逸話をご紹介します。


絵そのものは、1643年アタナシウスが著作した「De arte magnetica」からの挿絵。
   
ヒマワリが日時計になっている様子が描かれていて、太陽や雲の間から添えられた手が幻想的です。
   
アタナシウス・キルヒャー(1601-1680)
中世17世紀ドイツ出身のイエズス会の学者。
彼の関心の範囲はかなりの多岐に渡っていたようで、様々な分野の著作を書き残している。テクノロジーやメカニカルな発明についての関心も旺盛だったようだ。なかでも、宗教学、地質学、医学などで業績を残した。その関心の広さと博学さからレオナルド・ダヴィンチとよく比較されてきた人物らしい。


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