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専門家に勝てる素人

お疲れ様です、スギモトです。

本日は、”専門家に勝てる素人”という話をします。
これは本を読んで得た考えなので、自分なりに咀嚼しながらいい感じに変換していきたいと思います。

〇はじめに


このnoteはスギモトが毎日ぽつぽつと自分の考えをまとめておくためのウェブログとなっております。以後お見知りおきを

〇まえおき


最近、音声学習の弱点みたいなものに気づけた気がしてちょっとメモがてら書きます。

それは、めちゃくちゃ聞き落していることが多いということです。僕がながら作業で取っているからかもしれませんし、音声だと一つのコンテンツが10分とかを普通に超えてくることがあるからかもしれません。

なので、やはり文字起こしって大事だね、っておもう次第です。

これはそれぞれ個々人の適性かもしれませんが、僕はテキスト、文字ベースが一番頭の中に入ってきます。

文字で情報を取ってから、音声にされたものを聞くとあんまり抜け漏れがないのですが、逆はめちゃくちゃ抜けがあるということに気づいて、結構衝撃を受けています。

文字おこしの意味ってそこらへんにあるのかな、と思って。文字で理解するのが得意な人が音声を文字に起こしていくのが本来の流れ、で、文字起こしっていう行為がそもそも理解を助けるんじゃないか、って思ったんですよね。

ちょっとなにかのタイミングでやってみたいと思います。

〇本題


それでは、本題です。

本を読んでいたら、またマルコム・グラッドウェル先輩が異を唱えられていたので書いておきます。

先ず、マルコムさんは”OUTLIER”という本の中で有名な1万時間の法則を広められた人です。

海外のビジネス本を読んでいるとよく名前が挙がるので、そこそこ愛されているのだと思います。

1万時間の法則とは、ざっくり、その専門領域で1万時間を使う(1日3時間を10年くらい)と、その道のトップクラスのプロになれるという話なのですが、

この本では、それはある分野=チェスやスポーツ、音楽など

ルール変更が大きく行われないモノに関して言われるそうです。
言われてみれば、そのとおりなのですが、たとえば、ガラケーを作るプロがいたところでたぶん今その分野自体が消滅していたらプロも意味がないわけで、
その市場にある程度伝統がない分野では、そもそも成り立たないという話でした。

そんな未成熟で入れ替えの激しい市場ではどんな才能が伸びるのか

それは”ストレッチ”のある人です。

〇ストレッチャーとは


ストレッチャーとはシンプルに応用力のある人です。ハンマーがなければ、足元にある石で釘を打とうとする人のことで

とにかく身の回りの物をフル活用して、その発想力にて道を切り開いていく人のことを言います。

逆の人は、チェイサーと呼ばれ、ハンマーをハンマーとしてしか使えない人、リソースを用途のままでしか使えない人のことを言います。

ちなみに、これらの能力は、育ってきた環境によって左右されることが多くリソースが乏しい家庭で育った子供のほうが、創意工夫する力が強くなります。

めちゃくちゃ面白い話として、
原油が北極の方の海に流出してしまった際に、半分以上が凍ってしまうという事故が昔ありました。

その対応は困難を極め、ほおっておくと環境に甚大な被害がでるということがわかっていましたが専門チームの間でもソリューションが見つかりませんでした。

そこで、世界に公募をします。

手を挙げたのが、原油の専門家でも何でもない一般の道路の作業者で、専門知識はありませんでしたが経験的に原油を振動させると凍りにくくなることを知っていたので、そのアイディアを提出しました。

結果として採用されて、なんとかなったそうです。
※細部を忘れたため、適当な描写ですごめんなさい。

つまり、世界最高の専門家たちが集まった知恵より、その辺のおっさんの方がいい答えを持っていたということです。

〇専門家になるとストレッチが減ってしまう

アダムスミスさんという、頭のいいおっさんが(酷い言い草・ごめんなさい) これからは分業の時代だとおっしゃりました。

実際世の中は今そういう風に動いてきたと思います。。

一人で全部作るより、一人が技を磨いて同じねじを作り続けたほうが結果的に早く、安く、素晴らしいものが出来上がる。

この考え方は間違っていないと思います。

ただ、その専門性において失われるものもあったんだよ、という気づきが”ストレッチ”という概念になります。

専門家は専門の知識の体系内に固まってしまう、周りも同じような価値観の人々と同じような行動をとる人ばかりになってしまい、硬直性というものが生まれてしまいます。

そして、専門家には権威があるため一般人の人々の立ち入るスキがない。

そうすると、意外なことに問題解決能力という点ではパフォーマンスが下がってしまうんですね。
既存の考えで解決できるものには、めちゃくちゃ速く対応できるのですが、先ほどの答えがないような問題では、自分のやってきたものにこだわってしまい、思い切った発想ができなくなってしまう。

そこを、そういった考えにとらわれないアウトサイダー(門外漢)の出現によって、先を行かれてしまう。

イノベーションって実は業界の隅っこだったり、他業種にいた会社やチームが起こしているんですね。

〇まとめ


専門領域を深めることは大事ですが
もし何物でもなくここまで生きて生きた方も、横方向へ広げていくことによって、自身のストレッチを伸ばすことができます。

僕もそっちを狙ったほうがいいと思いますので一緒に頑張りましょう。

〇あとがき


本日は慌てて執筆しており粗が目立ったらごめんなさい
後で見直します。

毎日こんな感じで2000文字書いています
ここまで読んでくださった方本当にありがとうございます。

以上です。


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