ライブで裏方をやって気付いたこと

自己紹介


こんにちは。皆さまお初の方がほとんどかと思われますので自己紹介を。

お初にお目にかかります、すぎぽん(twitter:@conan4869d)と申します。主にカガライブの知り合いたちには「ぎぽ」と呼ばれています。お好きに呼んでいただければ。話しかけてくれると喜びます!!!
現在は金沢で活動をしているカガライブ!にてスタッフ業務を主としています。期間として9thライブ後(2022年11月ごろ)から弊団体に所属している若輩者にございます。
私がコピユニに出会ったのは、大学院進学がきっかけです。友人が欲しくLL研に入部をし、LL研の仲間からカガライブ!を知り、とても楽しそうと感じるとともに私も何かカガライブに貢献したいと感じ入部した次第です。身の上話ではございますが、私自身学部時代より軽音サークルに所属しており、コピーを中心にバンドでステージに立つ機会があり、バンドとダンスという違うフィールドであろうとも同じ「ライブ」を創るという点では何か還元できるものがあれば良いと日々模索しています。

以下文章では私が過去のライブで役立ったと思う知識や、知っておいた方が良いと感じた知識などを書き溜めていこうかなと思います。(機材を中心とした話が大半かと思います。)
稚拙な文章ではありますが、お付き合いの程何卒よろしくお願いいたします。

(なお全く筆が進まなかったのでとりあえず進んだところまで掲載とさせていただきます。後日加筆します。)

そもそもライブをするのに何を集めればいいの?

コピユニでライブをしたい!!けど何から集めればええんや…
という方のためにライブをするのにどのような機材を集めればよいのかという話です。ライブハウスなどコンサート会場でライブを行う場合はもとより音響機材は揃っていると思います。ここでは1からDIYでライブを行う(学祭で教室を借りる・機材のない場所でライブを行う)場合に重点を置いてまとめていきます。これでどこでもコピユニライブが出来るね!!!

最低限揃えるもの

・スピーカー
・ミキサー
・マイク(MC用)
・各種ケーブル
・パワーアンプ(場合による)

となっています。
中でも純粋に音を出すのに必要なのは
・ミキサー:音声信号を入力して調整後、出力する。
・パワーアンプ:入力された信号を増幅して出力する。
・スピーカー:アンプで増幅した信号を音として出力する。
以上の3つが必要です。
また、ミキサー・パワーアンプ・スピーカーには3つの組み合わせがあります。
①アナログミキサー・パワーアンプ・パッシブスピーカー
→機材数は多くなりますが拡張性が高く、現場に柔軟に対応した組み合わせを選べます。
②アナログミキサー・パワードスピーカー
→出力に上限はありますが、機材が少なくて済みます。設置も楽です!!ただしスピーカーの数だけ電源を取る必要があります。ちなみに11thカガライブ!の組み合わせはこちらです(また後述します)。
③パワードスピーカー・パッシブスピーカー
→こちらも出力に上限はありますが、機材も少なく設置も楽です。

あとはたまにオールインワンのスピーカーなどがあります。正直これが一番便利です。一個で済むので…

ちなみに10thカガライブ!では(おそらく)①、11thカガライブ!では②を採用しています。現地で観ていただいた方、もしくはツイキャスをご覧くださった方は「あ~、ああなってるのね…」とイメージがつかみやすいかと思います。

10th機材
YAMAHA MG166C (ミキサー・メイン)
BEHRINGER XENYX 502(ミキサー・サブ)
Electro-Voice(スピーカー・サブ 返し用)
CLASSIC PRO YMR122(ステレオミニ(メス)-RCAピン(オス)×2)
CLASSIC PRO CM5S(マイク)
CLASSIC PROケーブル フォン-フォン(各種長さは用途に応じて)
ワイヤレスマイク(型番不明)
パワーアンプ・メインスピーカーは会場に備え付け(コンサートホールの壁に埋め込まれているスピーカー)

11th 機材一覧
BEHRINGER XENYX 502(ミキサー)
CLASSIC PRO YMR122(ステレオミニ(メス)-RCAピン(オス)×2)
PANASONIC WS-X77(パワードスピーカー)
CLASSIC PRO CM5S(マイク)
CLASSIC PROケーブル フォン-フォン(各種長さは用途に応じて)
ワイヤレスマイク(型番不明)


じゃあ野外でライブって出来ないんですか?

先ほどは最低限揃えるべきものをお伝えしました。ところで皆さまお気づきになられたでしょうか?どのシステムを構築しようとも電源が必要であるということに…
Q.「だったら公園とかでパフォーマンスしたりできないの?」
A.「できます!!!!!」
新歓シーズンに学内の広場でミニライブをしたい!もっとコピユニの魅力を知ってもらうために路上ライブを行いたい!会場を借りずに気軽にパフォーマンスを行いたい!
そんな皆様へ野外ライブを行うのに便利な機材を紹介いたします。(大規模なフェスというよりは小規模の路上ライブのようなイメージです。ご了承ください。)

具体的には音源を流したりMCの声を届けるのに電源を必要としない(コンセントから電源を)
今回紹介するのはこちらです!!
Roland cube street EX (案件でもなんでもないし私には一銭も入ってきませんのでご安心を!!)

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/193819/

こちらのアンプ(スピーカー)、特徴としては電池駆動が可能なところにあります。電池代こそ嵩張りますが、電源にとらわれることなくパフォーマンスを行うことが出来ます。しかもなんと最大50Wという高出力で、実際に弾き語りやカラオケ、ダンスパフォーマンスなど幅広いジャンルの路上ライブで使用されています。
他にも電源を必要としないスピーカーはいくつかありますが、お値段と最大5系統という入力系統の取り回しの良さからこちらを紹介しました。
これさえあれば、あとはマイクやケーブルを揃えるだけで、大学でも公園でも聖地でもどこでもパフォーマンスを行うことが出来ます!!!(勿論許可はちゃんと取ろうね。)

各種機材の取り扱い方

ここからは各種機材を扱う際の細かいルールや、こうしておけば良いよ!!という話をしていきます。
「これ間違ってない?」とか「書いてないけどここはどうしたらいいの?」という点がありましたら、私のSNSまでお知らせくだされば幸いです。

ミキサー

(詳しくは後日掲載とさせてください。以下ページ参考になると思います。)
https://www.soundhouse.co.jp/material/yamaha-mixer/

マイク

皆さんがMCなどで使うマイクについてです。
マイクに関してはまずやってはいけない行為があります。(カガライブの皆さんには特に口を酸っぱくして言うアレ。)

マイクは叩かない!!!!

まずはこれに尽きます。「このマイク声入ってるかな?」「話しているはずなのに聞こえないな?」と思ったときに思わずマイクをコンコンと叩く方がいますが、これは機材の故障につながる危険な行為です。
理由として、マイクで声という空気の振動を感知して電気を発生させ、アンプなどで増幅させて声をスピーカーから出すことで皆さんが普段使ったり聞いている音が出る仕組みは成り立っています。そんな声という微弱な振動を感知する装置に対し、大きな振動を与えてしまうととても大きなダメージがマイクにもかかりますし。スピーカーにも大きな負担です。絶対にやめましょう!!!
もし声が入っていない・聞こえないと感じた際は舌を鳴らして確認したり、素直にPAさんやスタッフさんに助けを求めましょう。
とにかく叩かない!!!!

ケーブル(巻き方)

主にケーブルの巻き方です。マイクケーブル、スピーカーケーブル等々…どのケーブルも共通して推奨される巻き方は同じです。
八の字巻きや逆相巻きなどと呼ばれますが、どちらも同じ(似ている)巻き方で順・逆・順・逆…と交互の向きで巻いていく巻き方になります。このようにする意図としてはケーブルにねじれが生じたり癖がつかないようにし、ケーブルを傷めないようにするという点があります。また、この巻き方をすることでケーブルをほどくときに捩れず、絡まることも少なくスムーズに作業を行えます。
原理・巻き方については以下の記事や動画を参照ください。


ケーブル(養生)

屋内・外に限らず、ケーブル類が引っかかったり動いてしまうのを防ぐためや、またはお客さんが躓くのを防ぐため、また単純にケーブルを傷めないために養生を行います。
養生方法としては大きく
①テープで貼って養生
②ゴムマット+トラマット
③ケーブルプロテクター

があります。②、③はケーブルを保護するという点では優秀で、事故もより防ぐことが出来ますが、コストや時間がかかるためコピユニ界でのほとんどの場合は①を採用すると思います。
①はケーブルの保護という点では向いてはいませんが、テープを張るだけなのでコストや手間もかかりにくいです。
また、ケーブルを養生するときの注意ですが、スピーカーや各種機材とケーブルのつなぎ目付近を養生する時にはケーブルをピンと張らずに余裕を持たせて(人によっては遊びを持たせるという)養生をしましょう。万が一ケーブルが引っ張られたときに抜けることを防ぐためです。(諸説あり。別意見あれば教えてください。)

最後に

稚拙な文章ながら最後までお付き合いいただいた皆様ありがとうございました。締め切り近くになっても全く筆が乗らず、だいぶ端折ってしまった部分もあるので随時追記いたします。申し訳ありません…

今回は機材関連などとダンスとはほとんど関係のない話を書きましたが、コピユニ界の皆さまのお役に立てる情報が少しでもあったのであれば幸いです。特にこれからライブをやってみたい!!ステージを創ってみたい!!という方の手助けとなればと思います。
もし、「ここ間違ってるよ」「もうちょっとここ教えて欲しいよ」という点があればこっそり教えてください。適宜修正しますし、私に可能な限り相談に乗らせていただきます。

ということで、最後の挨拶を。
人生の岐路が1つでも違っていたら、何か1つでもボタンをかけ違えていたら出会うことのなかったコピユニですが、コピユニを通してラブライブ!という作品をもっと好きになったり、大切な友人ができたり、メイクなどの趣味ができたりとコピユニにはとても多くのものを与えてもらったと感じています。ド新人の私ですが、今後とも何かしらの形でコピユニに関わったり、ダンスやコスプレなど色々な事に挑戦していきたいと思っています。
また、スタッフとしてももっと力をつけたいので、もしお仕事やお手伝いなど、ご用命の際は声をかけていただけたら嬉しい限りです。
Twitter・リアルでも話しかけてもらえると喜びます。

読んでいただいた皆様、ありがとうございました。
これからも何卒よろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?