「ロングスパンで使えるプラットホーム」という謳い文句は疑った方が良いと思う。岡崎市のオーダーメイド家具屋 杉田木工所。
毎度、岡崎市上和田町で家具のリメイク・オーダーメイド家具の製作をする家具職人の杉田です。
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2023年08月11日(金曜日)
本日は、杉田木工所noteにて
blogをお送りいたします。
先日、レコード盤の記事を
書いている時に思い出した事がありまして
それについて思う事を書きたいと思います。
永く使える。利用出来る。劣化しない。これは眉唾物
30年以上前に
CD(コンパクトディスク)という音楽を聴く
媒体が開発されて爆発的に広がり、あっという間に
音楽鑑賞の中心になりました。
そのときに、いろいろなところで
聞いたのが、
「コンパクトディスクの音はこの先未来永劫劣化しません。」
そうお聞きした事がたくさんございました。
でも、あれから30年以上が経過して
当時購入したコンパクトディスクは音が劣化するどころか
音が飛んだりしたりして
「経年劣化」はとても感じました。
30年以上経ってコンパクトディスクそのものも
売れなくはなりましたが。
ソフトだけを更新し続ければずっと使えますと言われたカーナビ。
カーナビゲーションシステムが
出てきた当時、外枠のハード部分はずっと使えます。
中の地図ソフトはその都度アップデートしてください。
カーナビゲーションシステムが出てきた当時
こんな事を聞きました。
後付けタイプのカーナビゲーションシステムでしたが。
家具屋 杉田も自家用車に
カーナビゲーションシステムを付けて
乗っておりますが、後付けのカーナビゲーションシステムは
使ったことがないので詳細はわかりませんが
おそらく、カーナビ初期モデルのハードウェアで
現在も使えているカーナビゲーションシステムは
無いのではないでしょうか。
中の部品がソフトの容量についていけてないはずです。
変化し続けるアップル社の製品
コンパクトディスクが
後退期を迎えたころから
いくつかの音楽鑑賞アイテムが出現しましたが
最も有名になったところで申しますと
アップル社の「iPod」ではないでしょうか。
凄い曲数をダウンロードして
音楽を持ち歩く。ソニーのウォークマンも凄かったですが
イノベーションという意味合いでは
「iPod」に軍配が上がるのではないでしょうか。
その「iPod」も世の中から無くなろうとしています。
いつまでも無い iPhoneとandroid
「iPod」の次に
世の中に発表された携帯電話。
スマートフォン。携帯電話というよりは
小型のパソコンに電話機能を持たせた
小型端末機。
スティーブ・ジョブズさんの
「携帯電話を再発明する」というコンセプトのもと
あっという間に世界中に広がりました。
でも、このスマートフォンも
いつか姿カタチを無くすことでしょう。
永く使える基本基盤は世の中には無い
アップル社の製品は
最初のプラットホームがずっと使えるという
意味での例えではなく、
むしろ、何物も
変化し続けるという意味の例えとして紹介しました。
便利なモノや革命的に発明されたものは
ずっと永くは使えないし
必ずその時代その時代に合ったものが
後発で出てくるので先駆的なモノも
いつか古くなると言う事。
今後、革命的なモノが発売された時に
永く使えるプラットホーム。みたいな
謳い文句を販売している人が
言っている時は、
「眉唾物」と思って間違いないと思う。
オーダーメイド家具の化粧板や金物でも
「ロングセラー品」って、ありますけど
出てきた当時と何も変わらないものは
無いように思います。
なにかが、その時代のモノに変化しているはずです。
あり得ないのだと思います。
ずっと使えるプラットホームというモノは。
ずっと使えているプラットホームのモノが
あれば教えて頂きたいと思う。
常に変化し続けていないと
資本主義経済ではないように思うし
便利が進化しない。
レコード盤の話を聞いて
こんな事を考えてみました。
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