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COVID-19 ワクチン接種が COVID-19 による合併症/後遺症リスクを低下させる

 UKでの調査結果であるが、《 COVID-19 ワクチン接種者は、同ワクチンを拒否した者と比べ、接種後の短期において各疾患による入院リスクが低い 》という調査結果が得られた、という。( 2021/5 まで、50-87歳の39.4万人対象。 )

疾病別のリスク比較値は以下の通り:

  • 脳卒中:0.178倍

  • 静脈血栓塞栓症:0.426倍

  • 認知症:0.114倍

  • COVID-19 以外の肺炎:0.108倍

  • 冠動脈疾患:0.563倍

  • COPD:0.212倍

  • 2型糖尿病:0.216倍

  • 心不全:0.174倍

  • 腎不全:0.415倍

元記事:

International Journal of Infectious Diseases"Association of COVID-19 vaccination with risks of hospitalization due to cardiovascular and other diseases: a study using data from the UK Biobank"

 これが示すものは、先ずは、

 《 COVID-19 ワクチン接種が、COVID-19 による合併症/後遺症リスクを低下させる

ということ。

 そして、もう一つ、考えられることがある、それは、ワクチン接種を選ぶもの と ワクチン接種を拒むもの とでは、

  • 科学リテラシー

  • イカサマ医療・健康情報に騙されない判断力

  • 日頃の健康維持に務める意識

に差があり、それが、COVID-19 以外の疾病を罹患した際の重症化・合併症・後遺症リスクの差も齎している、のかもしれない、ということ。


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