見出し画像

香港書展(香港)レポート(6)買ったゲームの紹介

香港旅行のnote記事も、今回が最終回です。
今回は、香港で買ったゲームの数々を紹介します。

CS Files 犯罪現場(拡張込み)

正体隠匿系推理ゲーム。
ボードゲーム動画チャンネルDice Towerの2015年Best Party Gameに選ばれた作品。
のちにDeception Murder in Hong Kongの名で出版されています。

犯人が指定した手がかりカードと殺害手段カードを、鑑識が出したヒントを元に当てるゲームです。鑑識は死因や場所などを示す現場タイルに銃弾マーカーを置くことでヒントを出します。手がかりと殺害手段を当てられたら鑑識と捜査員の勝ち、当てられなければ犯人と共犯者の勝ちです。

拡張では新しい手がかりカード、殺害手段カード、現場タイル、そして新しい役職が追加されています。

Animal Rescue Team 動物拯救隊

島を巡って道具を集めて動物を救助し、飼い主に引き渡すゲーム。
SPCA 愛護動物協會とのタイアップ作品。

サイコロを振ってコマを進め、マスの指示に従って動物を助けたり飼い主に引き渡したりします。
対象年齢6歳からの子供向けゲームです。

プレイヤーコマが金属製なのもポイントです。

Master Chef 快手廚師

肉1:野菜2:穀物3の比率のバランスの取れた食事を作るゲーム。

毎ターン、コンベアもしくは山札から2枚のカードを補充するか、手札を弁当箱に詰めるか、特殊カードを使います。
弁当箱に肉1:野菜2:穀物3が揃ったら得点です。最初に規定数の得点を取ったプレイヤーの勝利です。

これまた対象年齢6歳からの分かりやすいゲーム。

Zero Pollution 港・環保

6種類のゴミを分別して処理し、得点のクリスタルを獲得するゲーム。

毎手番、ボード上に1から3枚のカードを出します。いずれかの種類のゴミが揃ったら、それを処理してクリスタルを獲得できます。手札が上限を超えるなどの条件で汚染が進んでいきます。クリスタルの得点から汚染の減点を引いた得点で勝敗を決します。

これまた対象年齢6歳以上のゲーム。

以上3つはPeople on Board 樂在棋中の作品です。樂在棋中は、他にも香港の地下鉄MRTなどと提携し、教育要素の強い作品を多く作っています。

AC Goose Story 陪鵝歷險記

ガチョウを船に乗せて冒険に出すゲーム。

全プレイヤー一斉に2枚のカードを出し、ガチョウを船に乗せます。船の積載上限に達するまで、カードに指定された順番に応じてガチョウを船に乗せます。イタチや猫を出すことで、他のプレイヤーの計算を狂わせることができます。

ここまでが香港書展で買ったゲーム。

この後は、香港のボードゲーム店を巡って買って来たゲームです。

IsBut Cooking 是但食神

カードを出してレシピを集めるゲーム。

中央のカードに対し、同じ色か同じ数字のカードを出すことができます。1手番に複数枚カードを出すこともできます。出した枚数だけカードを引き、それらを手札とレシピに振り分けます。出したカードのうち1枚を中央に置き、残りをレシピに追加します。
最終的にレシピがもっとも多いプレイヤーの勝利です。

Hong Kong Dim Sum 點心勝手

注文カードを見て誰よりも早く対応する点心カードを取るゲーム。

点心の種類と数で判断する通常の注文と、点心の種類のみで判断する食べ放題注文とがあります。

MageCraft

袋から宝石を引き、その宝石を使って魔法を使い、対戦相手を倒すゲーム。

袋の中の宝石を調整し、使った宝石は袋が空になった時に袋に戻す、いわゆるバッグ構築ゲーム。
通常は2人プレイですが、2セットあると4人まで遊べます。

Knights Raid

他プレイヤーと協力して魔物を倒しつつ、自分が他の誰よりもお金持ちになることを目指すゲーム。

毎ラウンド、モンスターを見てからどの手札を出すか選びます。戦闘に参加した場合、パーティーがモンスターに勝ったなら収入を得、負けたなら治療費を払います。カードを出す前に話し合いができますが、宣言したのと違うカードを出しても構いません。

私が今回勝ったゲームは以上です。

香港のデザイナーのボードゲームの傾向として、まだまだ品数がそこまで多くなく、また現状では短時間の軽いゲームが多数派を占めているようです。

とは言え、重量級が全くないわけではなく、先日台湾で買った「Crossroads of Heroes 俠路相逢記」は、プレイ時間45分から90分の香港のゲームでした。

今回買ったゲームについては、遊んでみた上で、どこかで感想を書くつもりです。

以上でnoteでの香港書展レポートを終わります。お付き合いいただき、ありがとうございました。

皆様のサポートは、私にとって非常に励みになります。 サポートが多ければ多いほど、私も奮起して記事を充実させます。