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ジョーカー

感想川柳「優しさが ただ欲しかった それだけです」

公開初日に鑑賞しました。_φ(゚Д゚ )

「どんな時でも笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸に、大都会で大道芸人として生きるアーサー。しかし、コメディアンとして世界に笑顔を届けようとしていたはずのひとりの男は、やがて狂気あふれる悪へと変貌していく…というお話。


あの「ヒース・レジャー」演じるジョーカーを彷彿させる狂気。( ・ω・)1人の孤独な男がどのようにジョーカーへ変貌したのかを描く。

新たに演じることになった「ホアキン・フェニックス」なら出来ると思い込んで鑑賞。( ´・ω・)

ガリガリに痩せた身体と止まらない笑い、壊れた母親と悪化する状況、そんな中で自分が存在してるかすら分からないという悪夢。(;´A`)

格差が広がりゴミが溢れ、荒れ果てたゴッサムシティで人々の心も荒み、それでもアーサーは笑わせようと道化を演じる。(((((゜゜;)



アーサーが殺したのはたまたま証券会社(ウェイン社)のエリート。( ゚A゚ )

庶民の不満がアーサーの行動を正当化し、富裕層へのデモへと駆り立て、引いてはウェイン家の悲劇へと繋がる( ´Α`)

見ている人のほとんどはアーサーへ感情移入して、気付かぬうちに悪へと足を踏み入れてしまいそう。(((((゜゜;)

正義というものがどれだけ曖昧なものか思い知らされますね。(´Д`)

皆が優しければジョーカーは誕生しなかったのか?
たぶん悪はともかく「狂気」は存在しなかったと思う。

信じるものが全て虚構で、守るものが1つもなくなったら、こんなに恐ろしいことはない。

今のこの現代において、格差が広がり、他人への関心が薄れた状況は、本当にジョーカーを生み出す気がしてならない。(。-ω-)



たまに起こる銃乱射事件は、その前兆だと思う。

不運に不運が重なって生まれたのか、世間によって生まれるべくして生まれたのか、自分には推し量ることは出来ませんが。(;´A`)


気になるセリフ
「自分が存在してるか分からない」



んでまず( ´∀`)/~~

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