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響-HIBIKI-を鑑賞して

感想川柳「凡人は 天才の前に 為す術無し」

予告が気になって観てみました。φ(..)

出版不況が叫ばれる文芸界。文芸雑誌「木蓮」編集部に一編の新人賞応募作が届く。応募要項を一切無視した作品のため、破棄されるはずだったその作品に編集者の花井ふみが目を留めたことから、状況は大きくは変わり始める。「お伽の庭」と題されたその小説は、15歳の女子高生・鮎喰響によって書かれたものだった…というお話。


マンガは1巻だけ読んだことがあります。(ノ´∀`*)面白かったですけど、響がズバズバ言うことが的確に自分の心に刺さるので、読んでません。(笑)でも映画を見たら読みたくなりました。(。-∀-)


とにかく平手友梨奈が響にピッタリ。\(^o^)/たまにいますよね、原作のイメージそのままに演じる人。響〜HIBIKI〜の平手友梨奈はまさにそれです。

こうやって見ると「清廉潔白」な人間には傑作を書けない気がしました。(-_-)゛何か欠落してないと何かを突出させることは出来ないんじゃないかと。

それにしても響は容赦なくズケズケとモノを言いますね。((((;゜Д゜)))言われた本人が『言われたくないこと』、『気付いてるけど気付かない振りをしてること』をシレっと。

でもそれを言うことが結局その人のためになってる。(ノ´∀`*)良いところはめっちゃ誉めるし、ダメなところはちゃんとダメ出しする。なんだかんだ言っても響は優しい。




そして才能は枯渇するもので、天才が天才であり続けるって難しいんだなと思いました❗φ(..)


響がスゴいところは『ちゃんと論理的に説明出来るところ』。(^○^)だから言われる方も納得せざるを得ない。

なんか天才って当たり前のことを当たり前に出来る人なんじゃないかと…(゜ロ゜;響の言うことは極めてシンプル。だから凡人には耳が痛い。

とにかく凡人なら『あ〜』と思い当たることがたくさんあると思います。(。´Д⊂)

響のように生きられたらいいなと思ってもなかなか出来ませんわな。

でもいくら天才でも周りが引き上げてくれてこそのもの。この作品でも花井が気付いてフォローしてくれなきゃ世に出ることはなかったかもしれない。ただ響はそんな事気にしないだろうけど。\(^o^)/



鬼島役の『北村有紀哉』さんと矢野役の『野間口徹』さんのイヤ〜な役は絶品ですね。ムカムカが止まらない(笑)北村さんはアンナチュラルの活躍が記憶に新しい。野間口さんはだいたいイイ人役ですが、イヤな奴やらせたらネチネチしてて酷い(*_*;

北川景子と高嶋政伸、柳楽優弥や小栗旬、他のキャストも良かったですが、『吉田栄作』だけ「ん?」(´・c_・`)と思ったのは自分だけでしょうか?(笑)

気になるセリフ
『小説家の仕事は人の心を動かすことでしょ』
『本人に謝罪したのよ。なんで世の中にしなきゃいけないの?』
『私は死なないわよ。まだ傑作を書いた覚えはない。』




んでまず(^_^)/~~

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