『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』を観て
感想川柳「母親に 同情の余地は ありません」
予告が気になって観てみました。φ(..)
定住する家を失った6歳の少女ムーニーと母親ヘイリーは、フロリダ・ディズニーワールドのすぐ側にあるモーテル「マジック・キャッスル」でその日暮らしの生活を送っている。周囲の大人たちは厳しい現実に苦しんでいたが、ムーニーは同じくモーテルで暮らす子どもたちとともに冒険に満ちた日々を過ごし、管理人ボビーはそんな子どもたちを厳しくも温かく見守っていた。そんなムーニーの日常が、ある出来事をきっかけに大きく変わりはじめる…というお話。
えらい絶賛されてる作品だとは知っていましたし、予告も面白そうだったので観てみましたけど、ウィレム・デフォーの存在が無ければ見てられなかったというのが正直なところ。(-。-;)
自分的にヘイリーに同情の余地はありませんでした。(;・∀・)娘を愛してるだけマシでしょうけど、これなら『私はダニエル・ブレイク』の方が社会問題を捉えていると思います。
予告では『陽』の部分しか出てませんが、『陰』の部分は『闇金ウシジマくん』に近いものを感じる。
ラストに関して『マジカルエンド』と称してるものがありましが、どこがマジカルエンドなのか?(*_*;現実を突き付けられただけ。どっちにしてもこれが正しかったとしか言えない。( ´△`)あのままじゃムーニーもヘイリーと同じ道を歩むこと間違いない。それどころか変わらない可能性も高いし。ジャンシーとの友情が一抹の輝きではあるけど。
自分が一番感じたのは『良くも悪くも"親"と"環境"で未来が決まる』ということか。( ゜o゜)親や周りが"当たり前"だと思っていることは、その子にとっても常識になってしまう。
自分がボビーだったら、ムーニーたちがイタズラしてたら、間違いなくゲンコツくらわしてる。((( ̄へ ̄井)児童虐待とかになるかな?(;・∀・)関心が無いならスルー出来るけど、そうじゃなきゃムーニーたちの将来が不安でしょうがない。
アシュリーは途中で気付いた…のかな?(。_。)φ
自分にはとてもじゃないけど『素晴らしい作品』とは言えない(-。-;)『現実が見えてないモンスターな親子』にげんなりする方が多かった。あれだけ傍若無人にふるまって許される(一部だけど)のはトランプ大統領くらいだよ。(;つД`)
ただムーニーの演技力には度肝を抜かれた( ̄▽ ̄;)あれが『素』だったらヤバいけど、演技だとしたらとんでもない。あとオープニングの音楽と『逆光』の使い方は好きです。(*´ω`*)
これは監督のどう思いますかという『問い』なのか、こういう現実がありますよという『報告』なのか、こうならないようにという『警告』なのか。( ゜o゜)こんな風に括ろうとする自分が不粋なのか(笑)
気になるセリフ
『大人が泣くとき分かるんだ』
んでまず(^_^)/~~
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