見出し画像

シンデレラ・シンドロームについて

書くこと特にないなと思ったけれどタイトルの元ネタとかそう言えばあったなと思ったので。あと単純に絵を描くような気持ちでもないなと思ったので。
書き足したいなぁと思ったら、随時書き足していく予定です。

タイトルについて

タイトル元ネタ

もともとタイトルも曲もめちゃくちゃ好きなのでいずれどこかで使おう〜と思っていたけどプロットどころかネタ出しの段階で、女装から学ランに着替える=着ていたものが元に戻る=魔法を解く=シンデレラ……もう“これ“しかないじゃん……!!!!みたいなノリで一瞬にして決まった。もうこれしかないと思ったので、いつもみたいに他のタイトル案は特にないです。
特段曲を意識して描いたわけではないけれど本文に関しては全体的なイメソンとして理にかなっているなと思います。お品書きに本文中に存在しないポエムを書きましたが、それに関してはガラスの靴とかその辺のワードが出てくるあたり大分曲にひっぱられているなぁと思います。

本文について

本当は45Pの話にする予定だったし、それどころか11月のWEBオンリーで出す予定の本だった。ネーム半分まできた時点で30P越したのをみた際どう考えても無理と悟ったので、プロット完成以降おだやかな暮らしを描きました。

渚のバカンスが大好きなので絶対に手を繋がせてやる……と思って手を繋がせています。ご察しの通り沖野の台詞もそこからきています。
ワールズエンド・スーパーノヴァが抱きしめて終わったから、今回は手を繋ぐところではじめて、手を繋ぐところで終わろうというのはプロットの段階で決まっていました。

序盤の沖野のセリフ(手を繋ぐところから〜)と告白のシーン(僕は君のことが好きなんだ)を最初に考えてそこから内容が破綻しないように理詰めしていく形でプロットを立てました。
エピローグ(奥付以降のページ)は本当は無配の予定でしたが、無配で後日談っぽいの描くくらいなら本文にすればいいじゃん……と思ったので、全てのページが完成した後に描き足しました。自分だけにしかわからないことだな……と思っていますが、どのページよりもペン入れ諸々が綺麗です。

スーパノヴァ以降自分の好きな話を描きたいという気持ちととっかかりやすくて読みやすい話の方がいいんじゃないかという気持ちで揺れたり、色々なことを考えるの嫌だな〜と思うことが多かったですが、気持ちの割り切りとしてはいいものが作れたなと思います。

結論としては、どうしたって自分はわかりやすい(とっかかりやすい)内容よりわかりにくい内容の話を描くのが好きだから、コマ割りや背景、台詞回しでとにかくそのとっかかりにくさを潰そうという方向になりました。
背景に関しては出張編集部に持っていた際多すぎと言われたけれど(実際私も思った)それ以外は比較的まとまったものになったなと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?