改めて振り返るために自分の本を引っ張り出したり改めて読むとあんなことこんなことったでしょ……みたいな気持ちになります。

カケオヒキ
【鉄オル/シノヤマ/A5/16頁/¥100/R15/表紙本文モノクロコピー本)

　5冊目です。突発コピー本。具体的にどれくらい突発かというと、「センチメンタリズム」を頒布したあと完全に舞い上がってそのままビックサイトで一ヶ月後にあるカプオンリーに申し込んでからネーム切りはじめたくらい突発。ネームから完成に一ヶ月もかけてない。「3コマ〜」も今思うとそんな感じだったな……やっていることが何も変わってない。
　ちなみに元々カプオンリーは一般参加の予定でした。サークル申し込みは登録した2日後くらいに〆切だったと思う。貴様のスピード感、改めて思うと凄いな……。

　細かい印刷費のことはあまり覚えていないんだけど、それにしてもこの値段はちょっと安くない？って気持ち。多分頁数も部数もそんなに多くないからギリプラマイゼロにくらいの印刷費だったんだろうな……たぶん。
　これはあくまで個人の考えであり他の人がどう思っているかは知りませんが、基本的にイベントでの頒布がメインの同人誌は釣り銭が面倒くさくない額で出したいなと思っています。極論言うならワンコイン。同人誌の値段問題は定期的にネタになっているし、自分以外の人が印刷所に頼んだコピー本を100円で出してたら「いや安いよ？！！！！？？？」となっちゃわなくもないな……と思うんだけど、逆に500円で頒布するクオリティでもないと思う。それはそれとしてもう3・4年くらい前の本だからそっとしておいてほしい。

　R18と描いているけれど完全に詐欺です。マジで詐欺じゃん！！！！！！！！！！！って今見ると笑ってしまう。思い返せる程度の記憶ですが最後の最後までゾーニングをどうするか悩んだ。本当に悩んだ。頒布してから数年経ても結局あれはどうするのが正しかったのかな……と悩みましたがこの前咲良ゆきの同人誌で乳首がもろ出ていても全年齢だったから全てがどうでもよくなった。
　
　えっちなことをするであろう過程が好きだから中と結論が蔑ろになる晒粉あるある。わかります。なんか本当……どうでもいいんだな……と最近本当に理解しはじめた。劣情の向け方向き合い方が醜くかったり拗らせていればいるほど元気が湧き出るオタクだからカップリングの話をすると人間と錯誤が生まれる。
　「センチメンタリズム」もそうだけど話が突飛なのでもう少し間を持たせて欲しい。

　タイトルは「駆け引き」と「賭け」と「尾を引く」を組み合わせた感じ。気に入っている。かわいい。

　あとがきに作業BGMがヤバTとサンボマスターと書いてあって面白かった。ノルバ・シノくん、世界一サンボマスターが似合う男だと思う。WANIMAよりサンボ。ヤマギはBUMP。rayと宝石になった日はシノヤマのイメソンです。ヤバTはひたすら勢いのある曲が聴きたかったのだと思う。全ての自カプのイメソンは癒着nightだと思うので。ついでに酷いな……と今になって思う後書きと前書きを載せておきます。

　ちなみにこちらのデータ、USBがぶっ壊れたので紙でしかもう存在しません。昨日酒飲んで調子乗ってスマホでページ撮ってスキャンしてTwitterにて再録しました。完全に調子乗っているので撮り方が雑。なんかもう……こいつ酒飲んで調子乗ってるな……という勢いですが暇でしたらどうぞ。詐欺だなこいつ具合もよかったら。ついでに色々見つかったので当時のポスターも載せておきます。