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サウナハットはなぜアノ形が多いのか、今さらながら納得した話

「サウナハットはなぜアノ形が多いのか」で「アノ」形がすぐ想像できる方はそれなりにサウナを嗜んでいる人だと思うけれど、私が思う「アノ」形とは、昔『できるかな』のノッポさんがかぶっていたような、いわゆるチューリップハットとよばれるタイプの帽子である。形によってはチューリップハットというよりはティーポットにかぶせるアレに近いのもあるかも。とにかくあんな感じの形。

1年くらい前、サウナというか銭湯に行き始めた頃は、なぜサウナハットを被るのかもぶっちゃけ知らず、サウナでファッション性をアピールできる数少ないアイテムのひとつとして、意識高いサウナーがおしゃれアピールのためにかぶっているのか?なんて思っていた(ごめんなさい)。が、あとになってサウナに入るためには欠かせない、大切なものだと知るのである。

で、まずは形からということで私もサウナハットを買うことにしたんだけど、どうもアノ、チューリップハットが恥ずかしい。当時はサウナに通う頻度も低かったので、ガチでハマっちゃってる人、みたいに見えるのがなんとなくイヤだったのだ(ホント偏見ばかりで、申し訳ない)。今思えば、そんな他人のサウナハットなんて誰もジロジロ見てないのになと思っちゃう。

というわけでいろいろ探して、チューリップハットの形ではなく、バケットハットの形をしたサウナハットを購入し、長らく使っていたのであった。生地は厚めだし、見た目はかわいいけれど、つばが横を向いていて顔を隠せず、顔まわりが熱いというデメリットがあり、いつもMOKUタオルを顔に巻いてサウナに入っていた。

ところがある日、タオル地のチューリップハット型のサウナハットをいただく機会があり、せっかくならばと使ってみたところ、視界が遮られることで集中力アップ、そして、顔まわりの熱さが軽減されていることに気づいた。

なんか、少しわかってきた気がする。
チューリップハット、、、ええやん。

誰に謝ったらいいのかわからないけれど、チューリップハット型の必要性を強く感じた。というわけで、その後、もう少し生地が厚く、内側がメッシュ地になったちょっといいやつを購入したら、サウナでの時間が超快適に!! みんなに選ばれるということはそういうことなのだ。なぜもっと早く気づかなかったのか。サウナハットをたくさん買う必要はないけれど、いくつか使ってみて気づいたことである。

サウナに体が慣れてきたというのもあるかもしれないけれど、サウナハットを変えたことで、より集中してサウナでの時間を楽しめるようになった。素材もいろいろあるけれど、もしこれから買いたいと思っている人は、生地が厚めのちょっといいやつを1つ持っておくことをおすすめしたい。頭にタオルを巻くのとサウナハットをかぶるのでは全然違う。

とはいえ、他に使い道ないし、ライトに楽しむ人はタオルでもいいと思う(以前、サウナハットっぽく使えるタオルを試したことがあったけどイマイチだった)。最終的にはサウナに入って気持ちよかったと思えればそれでいいのだから。

熱くてサウナが苦手、という人は、いいサウナに加え、いいサウナハットに出会っていないのかもしれないなと思った。ってか、そもそも苦手な人はサウナにも行かないし、サウナハットを買うまでに至らないよな。

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