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【ライブレポ】「ばってん少女隊、秋の緊急入隊式!!」 in東京 x TEAM SHACHI@WWW X〜「びびびとくるよ」と、秋本帆華は言った〜

 本日は、東京・WWW Xにて行われた「ばってん少女隊、秋の緊急入隊式!!」にて、ばってん少女隊 x TEAM SHACHI(対バン公演)を観てきました。


「秋の緊急入隊式!!」が緊急事態です。
 瀬田さくらさん柳美舞さんの二人が体調不良のため、9月2日、3日のライブをお休みすることとなりました。

 もともと6人だった曲を、4人でパフォーマンスすることになります。
 歌割やフォーメーションを、4人仕様に修正しなくてはならない。
 過去に上田さん (上田理子) が言っていましたが、「もともとあった "振付" とかを違う形で覚え直すのはすごく大変。前のとごっちゃになっちゃう」

 つまり、ばってん少女隊がピンチです!

 さらに、本日の対バン相手である、事務所の先輩グループ:TEAM SHACHI大黒柚姫さんが体調不良のため、お休みすることが発表されました。

 先輩グループもピンチです!

 ってことは。。。
 アイドルヲタクみんなで応援するしかないじゃろうがっ
 ばってん少女隊も、TEAM SHACHIも、どっちも応援するぞ〜!
 隊員さんもタフ民の皆さんも全員集合! 突撃だ!
 そんな気持ちで会場の渋谷に向かうのでありました。


 なお、今回のレポはTEAM SHACHIのライブ部分が大半ですので、あしからず〜 (ばってん少女隊は、まだツアー途中なのでネタバレ防止の配慮です) 。



■ライブレポ

概要 (セットリスト)

 14:00開始 約1時間45分
 観客約700人
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TEAM SHACHI
0. OVERTURE〜ORCA〜
1. いいくらし (short.ver)
2. JIBUNGOTO
3. エンジョイ人生
MC 満員のお客さん、たくさん声出してね!
4. アサガオ
5. びびび美少女 (ばってん少女隊カバー)
6. あなたのトリコ~究極の愛~
MC 3人で最後までぶちかまします!
7. 舞頂破
8. START
9. 勲章
MC 今日みたいな対バンで盛り上げることが未来につながります!&告知

ばってん少女隊のセトリはツアー終了後、追記したいと思います。
→9.10追記:セトリ更新しました。
1. OiSa
2. 和・華・蘭
3. 御祭sawagi
4. BAIKA
5. スウィンギタイ
6. さがしもの
7. カントリーガール/TEAM SHACHIカバー
8. おっしょい!

最後に、ばってん少女隊 x TEAM SHACHI コラボトーク
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●会場の様子

 感染症対策は、確認した限りありませんでした。

 会場のWWW Xは渋谷のど真ん中にあるビルの2階にあるライブハウスで、キャパ:700人 (スタンディング時) 。
 第一部チケットはキャンセルでの追加当日券がでましたが、ほぼSold Outということで、わたくし、整理番号500番くらいで入ったのですが、会場はたくさんの人でいっぱい! 大入り満員です (下手側に女性優先エリアあり) 。

 最後方の端っこに「居場所」を見つけましたが、いつもなら慣れっこな最後方からの景色も、今日は人の多さがエグい。
 ステージまで「距離感」があったので、開演前、目薬をさしながら心の中で「目、パワーアップ!」と唱えて、小さな抵抗を試みました。
 とりあえず、準備は終了。さぁ、開演のお時間です!


●序盤:みんなまとめてエンジョイ人生

 定刻を少し回った14:02、ギターソロが鳴り響き、TEAM SHACHIの登場曲「OVERTURE〜ORCA〜」(音源はこちら) が始まりました。
 会場は自然にクラップを始め、曲の終わり、ピタリとタイミングよくTEAM SHACHIの3人がステージの登場。

1. いいくらし (short.ver)
2. JIBUNGOTO

 ミドルテンポな2曲を披露し、ギアがグッと上がったのを感じたのが3曲目「エンジョイ人生」。
坂本「渋谷、みんなで声出していくぞー!!!」

 曲の速さ自体は、2曲目までと変わらないかもしれませんが、ガラッと「カラー」が変わり、明るいムードで会場のボルテージが一気に上昇するのを感じました!
 タフ民の皆さんも、隊員さんもみんなまとめてエンジョイ人生♪

 本日のライブのスタートは、快調に切られたのでありました。


●中盤①:自己紹介で感じた「実力」

秋本「 始まりました! 「秋の緊急入隊式!!」、あらためまして、私たち。。。」
3人「スーパー・タフ・ストロング・エナジー・ポジティブ・エキサイティング・ソウル・フロム・名古屋、TEAM SHACHI!」
坂本「はい! 手羽先キミドリ、坂本遥奈です」
会場「ハルちゃーん!」
坂本「。。。もっと大きな声、できるでしょう!?」
会場「ハルちゃーーーん!!!」
秋本「おお〜♪」
坂本「最初からやってよ!」
会場「 (笑) 」
秋本「はい! 名古屋レッド、秋本帆華です。大きな声でぇ〜?」
会場「ほーちゃーーーん!!!」
秋本「ありがとうございます♪」
咲良「はい! ドラゴンズブルー、咲良菜緒です。も〜っと、大きな声でぇ〜?」
会場「なおちゃぁああーーーん!!!!!」
咲良「はい、オッケー!」
秋本「一回でオッケーは、なかなかないよ♪」

 自己紹介しただけなのに、さらっと笑いを取りつつ、しっかり会場の温度もアゲる。しかも随所で秋本さんがお客さんにフォローを入れてます。
「3人のチームプレー、すご。。。」
 なんでもない場面のようで、キチッと押さえるとこ押さえてる。「実力」あるのがあふれちゃってます。
 ただただ感心する、見事な自己紹介でした。

咲良「それじゃあ、早速次の曲行ってみましょう」

4. アサガオ
5. びびび美少女 (ばってん少女隊カバー)
6. あなたのトリコ~究極の愛~

 中盤ブロックは、とっても楽しいゾーン♪
 特にばってん少女隊の楽曲をカバーした「びびび美少女」(VR特別映像はこちら) は、イントロが鳴った瞬間に会場から「ぅおおお〜」とヲタけびが起こりました。

 この曲の "見せ所" は、サビの最後「びびびと来るよ」というフレーズをソロで歌う場面。
 3回あって、ばってん少女隊の場合は↓
 ①瀬田さくら→②希山愛→③柳美舞
 と、それぞれ別メンバーが歌いつなぐのですが。。。とにかく "カワイイびびび" が求められるパートです。

 で、TEAM SHACHIで、このフレーズが似合うのは、やはり秋本帆華さんでしょう。わたあめのような、優しい歌声がとっても合うはず。

 そして今日、披露された歌割は。。。
 ①秋本帆華→②坂本遥奈→③秋本帆華!

 秋本帆華さんが2回キター(゚∀゚)ー! 最高です! 
 ツボを完璧に押さえた最高にカワイイ「びびび美少女」でした (2番終わりの間奏で、3人が急に「無表情」になり「OiSa」の振付で踊るおまけ付き) ♪

 直後のMCでは
秋本「美少女になれてるかな、と思いながら、歌詞の "博多美少女" を "名古屋美少女" に変えて、TEAM SHACHI ver.で歌いました♪」  
 このコメントに会場から「美少女だったよ〜!」という声が。
 わたくしも、100%同意。最高の「びびび美少女」でした♪

 ちなみに。。。
 今日のステージは3人体制だったので、「びびびと来るよ」を唯一言わなかったのが咲良菜緒さん。この人は「正義の人」というか、「畏れ多いイメージ」があるので、「びびびと来るよ」は合わないかなぁ〜と思ってました (※個人の感想です) 。
 で、
 ①秋本帆華→②坂本遥奈→③?
 という流れで最後③に咲良菜緒さんで来るかと思わせて。。。からの〜2回目の秋本帆華さん。この展開&振り幅に、なんというか、ホッと癒されました。
 あえて咲良菜緒さんを "フリ" に使う感じも、巧みなチームプレーだったと思います。


●終盤:アイドル活動の "勲章"

7. 舞頂破
8. START
9. 勲章

 ラストブロック、圧巻だったのが「勲章」(MVはこちら) 。
 直後のMCで、こんな気持ちが語られました。

秋本「『勲章』は、今年、福岡県出身の松隈ケンタさんに作っていただいた曲で、アイドルとして11年続けてきて、色々な出来事があったんですけど、それは全てムダじゃなくて、勲章なんだよ、という曲なんです。

 私たちの目標は、もう一回満員の武道館でライブをすることです。

 ばっしょーちゃんも同じローカル組だし、こうして東京での対バンなど色んな機会を通してアイドルシーンを盛り上げていくことが、お互いの未来につながると思っています。
 え〜、冬には全国15ヶ所を廻るツアーをさせていただく予定です。今日、私たちを観て楽しいなと思ってくださった方、是非足を運んでみてください。
 この後はばっしょーちゃんのライブです。最後まで楽しんでください!」
会場「 (大拍手!) 」


●ばっしょー x TEAM SHACHI のコラボトーク

 この後のばってん少女隊のライブ部分はネタバレ防止で割愛しますが、本日のライブの最後、両グループがステージにそろってトークした部分を以下にレポします。

上田「今日はTEAM SHACHIさんの『カントリーガール』(音源はこちら) をカバーさせていただきました (※) 。この曲について、私たちはオリジナルの振付で結成直後からカバーさせていただいてます。
 ということで、お呼びしましょう、TEAM SHACHIの皆さんです!」

 (※) ばってん少女隊ライブパートで「カントリーガール」カバーがありました。

秋本「『カントリーガール』の最初の "おかえりなさ〜い" 、今日はいつもより高くなかった?」
上田「はい、リハーサルでやったときの自分たちの "おかえりなさ〜い" が、めっちゃトーン低くて (苦笑) 」
春乃「本当に (苦笑) 」
上田「だから、気持ちを込めてやりました。」
坂本「良かったよ〜」
上田「『びびび美少女』カバーしていただきまして、カワイ過ぎました!」
秋本「ありがと〜♪」
上田「お互いの曲、踊れる曲が増えていくの嬉しいです。いつか、"楽曲交換ライブ" やってみたいですね」
会場「 (ぉおお〜! 観た〜い!) 」
上田「先週も、大分県のフェス (2023年 8.27@大分・城島高原パーク) でご一緒させていただいて、ご飯も一緒に食べさせていただきました。いつもありがとうございます」
秋本「これからも一緒の予定が色々あるね〜。月末のスタプラローカリズム (2023年 9.30@GORILLA HALL OSAKA) があって、10月はスタプラフェス (2023年 10.29@横浜アリーナ) あるし」
上田「11月〜12月も、なんか入れたら、今年は毎月ずっと会えそうですね!」
会場「 (なんか入れたらって、適当〜。めっちゃ上田感!) 」

上田「それでは以上、私たち、ばってん少女隊ぃいい。。。」
4人「だぁー!」
秋本「それ、 "どぅ〜!" でやってよ〜」
坂本「私たちもお気に入りの  "理子ちゃん (上田理子) のモノマネ" だから、一人ずつみんなでやろっか♪ (※) 」
会場「 ぉおおお〜最後に何か始まった〜(大喜び) 」

(※)去年の春の入隊式「ばってん少女隊 x TEAM SHACHI」 (2022年 4.30@名古屋クラブクワトロ) で、TEAM SHACHIの中で上田さんのモノマネが流行っており、特に、ばってん少女隊ぃいいい。。。だぁ!→ どぅ! に変えて真似るのがツボ。
 という話がありまして。それを、今日メンバーが再び持ち出した、という文脈でした。

 TEAM SHACHIばってん少女隊上田さんをトリにして、一列に並び。。。
秋本ばってん少女隊ぃいい。。。どぅ〜!」
咲良ばってん少女隊ぃいい。。。どぅ〜!」
春乃ばってん少女隊ぃいい。。。どぅ〜!」
りるあばってん少女隊ぃいい。。。どぅ〜!」
坂本ばってん少女隊ぃいい。。。どぅ〜!」
希山ばってん少女隊ぃいい。。。どぅ〜!」

上田ばってん少女隊ぃいい。。。どぅ〜!」

秋本「う〜ん、やっぱり理子ちゃんが一番似てる! 優勝だ〜!」
上田「私が優勝ですか、嬉しいです (笑) 。ではありがたく優勝いただきます (笑) 」
会場「 いただくのか (笑) !」

坂本「じゃあ、私たちも "どぅ〜!" で締めますか (笑) 」
秋本「 それでは以上!」
3人「スーパー・タフ・ストロング・エナジー・ポジティブ・エキサイティング・ソウル・フロム・名古屋、TEAM SHACHI。。。どぅ〜!」
会場「 (笑) 」
秋本「 最後、もう一回、全員で!」
7人「それでは以上、私たち、ばってん少女隊ぃいい。。。どぅ〜!」

 最後はカオスになりましたが、先輩後輩の仲の良さが醸し出せる多幸感の中、お時間いっぱい。
 「ばってん少女隊、秋の緊急入隊式!!」の、ばってん少女隊 x TEAM SHACHI(対バン公演)は、無事終了となりました。


■雑感:

 ばってん少女隊が、結成時から現在まで、カバーした回数が一番多い曲が「カントリーガール」です (当社調べ。ちなみに2位は「セーターを脱がさないで」/フレデリック ) 。

 アイドルの楽曲は、ファンと共に育てるもの。
 TEAM SHACHIとタフ民の皆さんが、まだ現在の名前ではなかった時代から育ててきた、素晴らしいアゲ曲だと思います。

 「カントリーガール」が持つ "安定のTEAM SHACHI 印 (じるし) のアゲ力" 、ばってん少女隊は何度も、その力を借りてきました。


 ところで、私は "にわか" とすら呼べないほど、TEAM SHACHIについての知識を持たない人間ですが、今日、TEAM SHACHI3人でのステージで「ミスをした」と感じた場面は一度もありませんでした。
 一方で、ばってん少女隊のステージは、何個か「ミス」に気付いちゃいました (MCで、本人たちが自己申告していたこともあり) 。
 でも、ばってん少女隊は、ミスをしても「しまった!」と弱気になるのではなく、そういう部分も含めて今日のステージ、楽しんでください! と、前向きにパフォーマンスしているように感じました。

 そんな姿を観ることができたのは、TEAM SHACHIという、頼もしい先輩の「背中」から、色々なものを学んでいるからだと思います。
 どんなイレギュラーな状況でも、目の前のお客さんを楽しませようと全力でパフォーマンスする先輩の「背中」から、勇気をもらってステージに立っているからだと思います。


 今日の「カントリーガール」、ばってん少女隊にとって、通算49回目の披露でした (当社調べ。2位の「セーターを脱がさないで」は38回) 。
 50回目の披露は、月末のスタプラローカリズムなのか。
 先のことは分からないので、その話は一旦置いておいて。。。

 今日は、頼りになる先輩とステージに立つばってん少女隊の姿を観ることができました。
 秋本帆華さんが言った「私たちの目標は、もう一回満員の武道館でライブをすることです」
 めちゃくちゃカッコ良かったです。

 メンバーを欠いた状態 (ちなみに、ばってん少女隊4人は瀬田&柳のタペストリーをステージに置いてパフォーマンスしていました) ではありましたが、"足りない" なんて感じないほど、とても楽しかったです。

 最高のライブ、どうもありがとうございました。


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