本日は、アリオ橋本 1F屋外イベント広場にて行われた、ばってん少女隊「ヒナタベル」リリースイベントを観てきました。

　神奈川県・アリオ橋本にばってん少女隊がやって来るのは、2017年1.22の「すぺしゃるでぃ」のリリースイベント以来２回目で、あれから約７年近い年月が経っていることになります。

　で、７年前の日のリリースイベントは、私にとって "ばってん少女隊２回目の現場" で、ちょっとした節目だったのですが、おっさんの個人的な話は最後の◼️雑感に回すとして、約７年ぶりのアリオ橋本、本日は蒼井りるあさんの17歳の誕生日なので、みんなでお祝いだぁー！ と、会場へ向かうのでありました。

■ライブレポ

概要 (セットリスト)

13:07開始　ミニライブ約30分
観客約400人 (優先エリア約250人)
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セットリスト
１. でんでらりゅーば！
２. OiSa
MC 自己紹介 、蒼井りるあ17歳になりました！
３. ヒナタベル
MC アリオ橋本でリリイベをしてた頃の思い出
４. BAIKA
５. 御祭りsawagi
告知
・初出し情報①：今夜19時からYouTubeに「ばってん音楽の日」少しずつUPします。
・初出し情報②：蒼井りるあTikTok個人アカウント開設しました！
（↑①と②の間に、ヒナタベルサイン入りポスターじゃんけん大会、じゃんけん&サイン：春乃きいな)

もう一献 (アンコール)
１. ヒナタベル
最後の挨拶
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●会場の様子

　感染症対策は、特典会時にマスク着用 (HPで呼びかけ) のみでした。

　本日のステージは、ショッピングモール１階の屋外、駐車場横の隣に設けられ、２階のテラスからステージを観ることも可能です。
(ちなみに、2017年のリリイベは屋内のイベントスペースでやりましたが、今日そのスペースでは、ロボット展示イベントをやっていました)

　12時59分、定刻間際に「でんでらりゅーば！」のキツネ衣装のばってん少女隊６人が登場。

上田「おはようございます。私たち」
６人「ばってん少女隊ぃいいい。。。」
会場「だぁー！！！」
上田「リハーサル、よろしくお願いします」

　立ち位置のチェックに少し時間がかかっていると。。。
スタッフ「皆さん、すでに13時過ぎてますので。。。」
会場「 (笑) 」
上田「すみません、このままサウンドチェックお願いします」

　「虹ノ湊」を１番だけやり、リハーサル終了。
上田「ありがとうございました。大幅に遅れてるんですけど。。。予定上では、この後13時から (苦笑) 、すぐ始めます。
　１曲目だけ、撮映可とさせていただきますので、皆さんよろしくお願いします」

　昨日のステラタウン大宮 (レポはこちら) 同様、ライブ１曲目：撮映可が告知されました。
　隊員皆さん、カメラのスタンバイをして、さぁいよいよライブです！

●前半：「17歳になりました！」

　定刻から少しだけ押した13時07分、「でんでらりゅーば！」(音源はこちら) が流れ、ステージに向かって "推しの最高の写真、動画" を撮る時間からライブがスタートしました。

　２曲目「OiSa」(MVはこちら) が披露された後、６人横一列で並んで、最初のMCへ。

【MC】
上田「アリオ橋本へお越しの皆さん、こんにちは！ 私たち、ばってん少女隊ぃいいい。。。」
会場「だぁー！！！ 」
６人「よろしくお願いします！！！」
(一人ずつ名前のみの自己紹介を行なって)

上田「りるあちゃん！ 何歳になったんですか！？」
りるあ「17歳になりました〜！」
会場「 (大拍手！！！) 」
上田「じゃあ、17歳の抱負をどうぞ！」

会場「 (静かに観守る) 」

りるあ「17歳になったので。。。いっぱいいっぱい、もっともっと成長して、もっと、もぉ〜っとみんなを幸せにできるようがんばります！！」
会場「 (大大拍手！！) 」
上田「今日のステージは、17歳のバースデーで、特別だね！ 。。。いや、いつも特別なんですけど (笑) 」
会場「 (笑) 」

上田「アリオ橋本は、今まで、私と愛ちゃん (希山愛) は来たことがあるんだけど」
春乃「私とさくら (瀬田さくら) は、その日は高校受験でお休みだったんだよね」
瀬田「『すぺしゃるでぃ』(MVはこちら) のリリイベのときだね」
春乃「あの頃、私たち中学生で、今のりるあちゃんと美舞ちゃん (柳美舞) より年下だったんだ！ まだ赤ちゃんだよ (笑) 」
会場「 (笑) 」

上田「そのときのアリオ橋本のイベント、観に来た人ー？」
会場「 (パラパラと、１割くらい手が挙がる) 」
上田「 (大半の方から手が挙がらない光景を見て) おぉ〜、"そのとき" を知らない方が、こんなに多く来てくださってるのも嬉しいですね」　

　本当に上田さんのコメントの通りで、約７年の間にコロナ禍でエンタメ業界に大きな逆風が吹いた期間等がありながら、ばってん少女隊は活動を続け、新たなファンを獲得してきました。

　特に本日２曲目の「OiSa」。
　2021年春から約半年間、有線チャートのトップ10に継続的にランクインし続けた、ばってん少女隊の音楽を拡げるきっかけになった曲です。

　今日のイベントへ「OiSa」を聴きに来たという方も少なくなかったのではないでしょうか。
　また、ある隊員さんの話によると１曲目「でんでらりゅーば！」が流れたとき、一見さんらしきご年配の夫婦が「この曲、知ってる！」と言っていたそうです。
「でんでらりゅーば！」は、元ネタである童歌が、カステラでおなじみの文明堂のローカルCMソングになっていたり、 NHK「にほんごであそぼ」で取り上げられたりしたこともあって、元ネタの方からピンと来たお客さんもいたということですね。

　ライブでは様々な曲が披露されますが「聴きたかった曲」が聴けたり、「この曲知ってる！」となると、楽しみ方は広がります。
　ちなみに、2017年のアリオ橋本、私は「コトバテニス」 (音源はこちら) を聴きに行きました。イントロがかかった瞬間のアガる感覚は今でも覚えています。
　。。。その話は◼️雑感で書くとして、この後も、ばってん少女隊のライブは３曲目に「ヒナタベル」を披露し、順調に進んでいきました♪

●後半：本日の主役

上田「聴いていただきました『ヒナタベル』、宮崎県を舞台にしたMVがYouTubeに公開されています。撮影のときは。。。 (九州食文化愛好会会長：瀬田さんの方を向いて) チキン南蛮を食べさせていただいて」
瀬田「食べる前は、みんな清楚だったけど。。。ね (笑) ？」
上田「２日連続でたくさん食べさせていただきました。美味しかったです。本当にありがとうございます。
　MV、YouTubeで高画質に設定できたり、360°サラウンドの音で聴いたりできますので、たくさん再生してください！」
春乃「今朝の時点で、もう５万回再生くらいかな？ すごいです♪」

上田「そして、今日のライブもあと２曲となりました」
会場「えぇえええ！！？？」
上田「イイですね！ あの〜、昨日のステラタウン大宮での『えええ』は、"ビジネスえええ" っぼかったんですよ (笑) 。
　。。。いや、大宮のお客さんがダメだったとかじゃなくてね (笑) 。今日は心からの『えええ』だなぁと (笑) 。今日が日曜日だからかな？」
春乃「土曜日は、まだ週末の疲れが残ってるからね (笑) 」
上田「は〜い (笑) 、ということで、もう１回。残すところ、あと２曲です！」
会場「えぇえええ！！！」←褒められて声が1.5倍 (当社比)
上田「まだまだ盛り上がりましょう！ 『BAIKA』」

　とってもテンポの良いMCで流れるように楽しい「コール&レスポンス」の時間で笑わせてくれた直後、「BAIKA」(音源はこちら) が、しっとりと披露されました。

　"和の情緒" をたっぷりと堪能した後、本日最後の曲は「御祭りsawagi」(MVはこちら) 。
　狼煙を上げる威勢の良いイントロにのって、隊員さんの大合唱「愛から始まる『御祭りsawagi』」！が、大空に響きました！

　そして。。。
　本日書かなければいけないのが、蒼井りるあさんのパフォーマンスです。
　どの曲でも「さぁ私を観て！」と、弾ける笑顔の "りるあちゃん" が炸裂していました！ まさに本日の主役！
　「御祭りsawagi」でも、随所で会場を煽り、最後の "一本締め" の場面では、 "ぷく顔でキメたりるあちゃん" を、会場全体が眺めながら、みんなで「パン！」で、終了♪

上田「ありがとうございま〜す！ 皆さん、声がすごいです！ あらためまして、『ヒナタベル』と『でんでらりゅーば！』リリースしましたので、よろしくお願いします。」

　そして、いよいよ来週に迫った、TOKYO DOME CITY HALLでの単独ライブについて、以下、告知があり。。。

"初出し情報" が下記の文脈で飛び出ました。

春乃「もうちょっと言っちゃうと、今夜から17日のワンマンライブが楽しみになることがあります」
　この後、希山愛さん、上田理子さんがスタッフさんに「どこまで言って良い？」と確認を重ねて、結局全部発表されたのが。。。

　８月に行われた「ばってん音楽の日」の映像を、今日の19時から少しずつYouTubeにUPしていく、とのことです。

　多くの隊員さんの心を奪った、PARK GOLFさんのMIXを、また観ることができるのですね！
　大変楽しみであります！ 。。。と思ったら、早速そのシーンがUPされました♪
　未視聴の方は是非ご覧ください↓

　この後、サイン入りヒナタベルポスター争奪じゃんけん大会が開かれ、じゃんけん&サイン役の春乃さんから「今日、なんでりるあちゃんじゃなくて私？ と思ってませんか (笑) ？」
上田「誕生日って、あげる日じゃなくて、もらう日ですからね！」
　そんな流れで、前に出てきたりるあちゃんが「くださ〜い！」と、高音ボイスを放った瞬間が、"超りるあちゃん" でした (←スーパーサイヤ人みたいなことだと思ってください若い人には伝わらない悲しいおっさんのたとえ) 。

　じゃんけん大会が終了し、さらにもう１つお知らせ。
りるあ「はい！ 蒼井りるあ！ なんと！ TikTokを開設しました！」
上田「今まで、TikTokを動かしてくれていた隊長 (＝希山愛さん) から、独り立ちするということで。。。」
りるあ「皆さんフォローしてください！」
上田「は〜い (笑) 、この後は特典会です。夕方になるにつれて寒くなりますので、皆さん気を付けてくださいね」

●もう一献 (アンコール) ：この場所に寂しい夜は無い

　特典会が全て終了したのは17時50分頃。
　肌寒くなり、辺りはもう真っ暗で、クリスマスの雰囲気に満ちたイルミネーションが、ステージを照らしていました。

上田「特典会ありがとうございました。私たち、預言者みたいなところがあるから、言った通り寒くなりましたね」
会場「 (笑) 」
上田「ここまで残ってくださった皆さんに、１曲披露させていただきたいと思います。聴いてください、『ヒナタベル』」

　会場に残っていたお客さんは、200人ほどだったでしょうか。
　暗くなった屋外ステージ、キレイなペンライトが揺れ、会場を美しく彩ります♪
　そして、寒くなった空気を振り払うように、熱量のこもったコールも各所で挙がっていました。
　新曲なので、まだ "お約束" ができあがっていない状態ですが、そんなこと気にならないほどアツく盛り上がる隊員たちにむけて、「ai・san・san」で菩薩の笑顔を贈る希山愛さん、そして抜群の表現力で柳美舞さんが歌う「この場所に寂しい夜は無い」が、最高の名場面でした♪

上田「こんな遅くまで残っていただき、ありがとうございます。
　。。。今、何時ですかね！？
　まぁともかく、今日は19時にYouTubeに動画があがります。是非ご覧ください。
　そして、来週はTOKYO DOME CITY HALLでお会いしましょう。
　それでは以上、私たち、ばってん少女隊ぃいいい。。。」
会場「だぁー！！！
６人「ありがとうございましたー！！！」

■雑感：2017年、アリオ橋本の頃の思い出

●神奈川県へ行くことすら、当時は「遠征」でした。

　私がアイドル現場に通うようになったきっかけは、2014年からアイドル論の本をひたすら読み漁っていた時期があり、そこからアイドル現場について、もっと知りたいと思ったところに始まります。
　自分が住んでる近場の池袋サンシャインシティ噴水広場では、観覧無料のアイドルイベントがたくさん行われており、何度かハロプロのイベントに行ったことはあったのですが、「１年間スケジュールが合う限り、興味の有無関係無く全部観に行こう」。そう決めたのが2017年１月初頭でした。

　で、2017年１組目の現場がばってん少女隊。その日 (2017年1.9←希山愛さん17歳の誕生日前日だった！) は、観覧無料のミニライブがお昼と夕方の２回ある「２部制」で、当初は第１部だけ観て帰るはずが、ミニライブがすごく良かったので、第２部も観て、イベントが終わってからも、音源を聴くようになりました。

　ダントツでハマったのが「コトバテニス」 (音源はこちら) 。
　イベントが終わってからも「正解を探しテステステストの回答を教えて」というフレーズが頭の中で残り続けました。
　なんて美しいメロディなんだろう、またこの曲を聴きたいと思ったのですが。。。

　当時は、どこにも「コトバテニス」の音源が無かったんです (細かいことを言えば、先行公開された「すぺしゃるでぃ」MVの最後にチラッと流れるのですが、本当にチラッとなので、音源と呼べるレベルではありませんでした) 。
　池袋でのリリースイベントの日、会場で何度も流れていた、頭から離れないくらい好きになった、肝心の "あの曲" の音源が無い。

　「コトバテニス」は、2017年 2.15リリースのシングルのc/wで、あの時点で「コトバテニス」を聴くには、イベントに行って、本人たちが歌っているのを生で聴くくらいしか方法が無かったのです。

　だから、「１年間、池袋サンシャインシティ噴水広場で行われるアイドルイベントを観に行く」というルールを破り、アリオ橋本にやって来るばってん少女隊を観に行ったのが、2017年1.22でした。
　で、今となっては考えられないことですが、その日の私の気持ちは「遠征」でした。飛行機乗らなければ遠征じゃない、という境地に達するのは、それから約半年後です。
 (ついでに書くと、アリオ橋本、第１部で「コトバテニス」を聴けて満足し、第２部を干して池袋サンシャインシティ噴水広場へ別のアイドルを観に行ってるという、これもまた今では考えられない行動を取ってるのはまた別の話。当時のレポはこちら)

　あの時期、九州・福岡を拠点に活動しているばってん少女隊が、約１か月の間に４回も関東にやって来る、しかも全部無料で観られるミニライブがあり、新規の私にも参加のハードルが低かったことは幸運でした。

　その全ての現場へ行って「コトバテニス」を堪能し、「すぺしゃるでぃ」がリリースされ、音源を手に入れた頃には、すっかりばってん少女隊を好きになっていました。
　４月には初めてチケットを買って、単独ライブ「ばってん少女隊の、田舎娘が四大都市のライブハウスを巡るツアー」(通称：田舎娘1st) へ参加します。
　そんな感じで、現在の隊員ライフに至ります。

●みんなでTOKYO DOME CITY HALLへ

　アイドル現場は、ファンの移り変わりがあり、約７年も経てば、現場の顔ぶれも変わっていきます。
　まだまだ未熟者のおっさんではありますが、気付けば現場にいる人も、参戦歴で言うと自分より「古い人」よりも、「新しい人」の方が増えた気がします。

。。。色んなことを思い出しながら書いてたら、いつの間にか「約７年の間に、おっさんがもっとおっさんになった話」を長々と書いてしまった (特に、近年、"ひざ" の衰えを顕著に感じるようになった話がメイン。知らんがな) 部分はカットして。。。

　何が言いたいかと言うと。。。
　誰だってみんな、最初は "新規さん" であり、そして現場に来ている人が、その日のステージを支えています。

　つまり、アイドルをアイドルたらしめるものは、アイドル自身の “ステージに立つ勇気”と、推しに声援を贈る “ファンの力” によって、である。
　今日、17歳の誕生日を迎えた蒼井りるあさんの堂々たるパフォーマンス、そして、惜しみない声援を送っていた隊員さんたちの姿から、あらためてそのことを感じました。

　来週に迫ったTOKYO DOME CITY HALL、ばってん少女隊は、１人でも多くの方に足を運んでほしいと願っています。
　興味はあるけど、まだチケット買ってないぷー、というそこのあなた、是非足を運んでみてください。

　「物事の最初の一歩」は、後から振り返ると色んな「タイミング」が重なっていて、知らない現場に入っていくのも勇気が必要だったりしますが。。。
　最高のライブを、ばってん少女隊は魅せてくれると思います。
　そして、隊員さんは優しい方ばかりなので、分からないことがあっても、きっと助けてくださると思います。
　久しく現場を離れている方も、是非ウェルカム♪

　来週はいよいよTOKYO DOME CITY HALLでの、単独ライブです！
　体調に気を付けて、みんなでばってん少女隊を盛り上げに行きましょう！

　今日のイベントも楽しかったです。
　ありがとうございました！

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