スピリチュアルな世界って確かにあると思うし、否定するつもりは全然ないのだけど、現実を変えたいなら大事なのは「現実的なアプローチ」だと思うのです。

ウクレレ上手になるには、実際にウクレレを手に持って練習しなきゃ上手くならないし、ベリーダンス上手になるには、先生に習って日々基礎練習を繰り返さなきゃ踊れるようにはならないし。

ジェイク・シマブクロさんのようなすごいウクレレ演奏ができますようにと毎日神社に通ったところで、実際に練習しなきゃ上達するわけない。

イメトレは確かに大事だけど、祈祷したり、両手広げて宇宙エネルギーを浴びたりしたところで、何も変わらないでしょう。そんなことする暇あるなら練習しろ！ですよね　笑

考えてみたら単純で当たり前のことなのだけど、なぜか「生きづらさ」のような漠然としたものに対しては、スピリチュアルに頼ろうとする人が多い気がします。

「生きづらさ」って、人間関係の問題だったり、本当にやりたいことをやれていないせいだったり、色々な要因が絡み合っていると思うのだけど、少なくとも神頼みでは解決しない問題ですよね。

まずは原因がどこにあるのかを見つめなきゃいけないんだけど、そこで前世がこうだったからだとか、あそこで悪いエネルギーを受けたからだとか、先祖代々の問題だとか…って方向にいってしまうと、永遠に解決しない気がします。

原因は、現実に生きる自分自身の中にある。
それを認めて受け入れないことには、何も変わらない。

そして原因を受け入れた後に、現実的で具体的な行動を起こして初めて、現実が変わっていくのだと思います。

スピリチュアルに逃げるな！

そう言いたいことが多い今日この頃なのだけど、それだけ自分自身を見つめるのって辛いことなんだとも思う。1人でやるの、しんどいんだよね。

私も、どうしようもない生きづらさを感じていた頃があり、その辛さから何とか逃れようと、スピリチュアルではないけれど、自分の外に解決策を求めていました。

でも根本的には何も変わらなくて、いい加減に気付けよ！ということで病気になり、オールリセットがかけられたわけです。

そんなことになる前に自己対話・自己分析ができていたらなぁと思うけど、後の祭り、今考えても仕方ない。

でも今こうして生かされているということは、今生きづらさを感じている人を、数秘を通してサポートすることが役割の一つなのかなと思っています。

数秘も世間一般的には占いカテゴリーに入ってしまうのだろうけど、セッションでは全然スピリチュアルな話は出てこないし、クライアントさんからは「これは占いではないですね」とよく言われます。

自己分析は1人でやるとしんどいことも多いから、数秘に限らず、自己分析ツールや対話を通して進めていくのがおススメです＾＾

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