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【サスティナブル】ワードローブは増やしすぎない?現代的な洋服との向き合い方【SDGs】

こんにちは、スタイリストのスイです。福岡を拠点に男性向けのスタイリングと古着のオンラインショップ運営をしています。

-サステナビリティ-

ここ最近誰もがこの言葉を日常で聴くようになったのではないでしょうか。

自然と共生する持続可能な社会システムを目指すという意味を持っています。目覚ましい人間社会の発展に対しておざなりにされてきた地球環境に目を向けようという具合。
企業の社会的責任という面からも、サステナビリティへの取り組みには近年注目が集まっています。

ファッション業界も例外ではなくサステナブルが重要視されてきているので、今回は現代的な洋服との向き合い方について書いていきます。

現代的な洋服との向き合い方3選

現代的な洋服との向き合い方について、
僕が考えるサステナブルは以下の三つです。

1.今ある洋服を大切に着用する
2.古着を購入する
3.サステナブルに積極的に取り組んでいる企業の洋服を買う

それでは以下でより深く掘り下げていきます。

人は何故洋服を次々購入するのか?

10年前とワードローブがまるっきり一緒なんて人なかなかいませんよね。
そう、多くの方はなんだかんだ毎年新しい洋服を購入しているはずです。

何故人は新しい洋服を買うのでしょうか。その理由はトレンドにあります。バブル時代に流行したボディコンスタイルを現代で見かけないように、Vネックを着ている人がいつの間にか少数派になっているように、人は時代の変化とともに好むファッションが変わっていくものなのです。

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出典:pinterest

どの業界にもこういったサイクルはあるのですが、ファッション業界はこの変化が極めて早く起こります。そのためファッションのサスティナブル化は国際的な課題となっているのです。

特に現代はファストファッション全盛。多くの洋服が生産され、そのうちの68%は廃棄されてしまっているのです。

一人にフォーカスしてみてみると、一年に買う洋服の数は約18枚。
それに対し捨てる枚数は約12枚で一年間で一度も着ない服はなんと25枚もあるようです。

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引用元 


1.今ある洋服を大切に着用する

私たちは今、家にある着ていない洋服をきちんと着てあげるだけで環境に配慮することができます。

ただ、洋服は保管状態が悪いと虫食いや黄ばみなど捨てる原因となる問題が発生することがあります。

洋服を長く使うためには正しい保管をすることが大切です。

・Tシャツなどシーズンを終えてタンスに保管する際はクリーニングもしくは洗濯の後に収納する
この時洋服を詰め込み過ぎは空気の通りが悪くなるので避けましょう。

・保管する場所に除湿剤を置く
湿気はダニやカビの元です。除湿剤を角に置くことで保管場所の湿気を取ることが重要です。

・どうしても着なくなった洋服は綺麗なうちにリユースショップに出す
買取価格は新しく綺麗なほうが高くなります。
売れることでまた別の誰かがその服を着てくれます。着ない服は廃棄ではなく、次に繋がるリユースショップで。

2.古着を購入する

サステナブルとの向き合い方その2が古着を買うという選択。1の最後の方に触れていますのでその延長線上にある感じでしょうか。


新しく生産されるものばかりに目を向けるのではなく、すでに在るものでおお洒落は楽しめる。古着を選ぶことは究極のサステナブルなのです。


ただ、古着を購入すると言っても街にある古着屋のテイストは様々・・・

・BOOK・OFFやセカンドストリートなど個人が要らなくなり売りに出した洋服(ブランド、ノーブランド問わず)で構成されているショップ

・RAGTAGやカインドオルなどのブランドに特化したショップ

・子洒落た街にある店主が海外で買い付けた古着を置いているショップ
ここで販売される洋服の中にはヴィンテージで高価な洋服や、デッドストック(売れ残り品)なんかもあります。

・店舗を持たないネットショップ
僕自身も「BASE」というネット上で個人のショップが持てるサービスを利用して古着屋をしています。家賃などの固定費がかからないので参入障壁が低いメリットがあります。店舗があるお店と違い自分の色を出すのは難しかったりします。

自分のショップです。ちょうど今からの時期に使える古着Tシャツを置いてますので、よかったら見てみてください。


このように古着を扱うお店は様々なので売られているアイテムの系統や価格は大きく異なるので、買いに行く際は自分がどういった古着が欲しいかでお店を決めるとよいでしょう。


3.サステナブルに積極的に取り組んでいる
企業の洋服を買う

多くの企業がサステナブルに取り組んでいます。例えば

・ECOALF
「第二の地球はないのだから」という印象的なコピーを掲げ、ペットボトル、漁網、タイヤなどを独自の技術でリサイクルして洋服を作っているヨーロッパ発のブランド。


・BURBERRY
イギリスのハイブランドであるバーバリーは2018年の7月に売れ残りの洋服の焼却処分で世界から非難されたことで同社は同年9月にサステナブルへ方針を大きく改めました。

具体的には焼却処分を辞め、修理やリサイクル、寄付を行うこと、
2022年までにすべての商品に最低一つは環境に対しポジティブな要素を持たせること、
オフィス、店舗、倉庫および社内の製造拠点で消費される電力をを2022年までに100%再生可能エネルギーでまかなうようにすること

などハイブランドのサステナブル先駆者として、ここで挙げきれていない数多くの取り組みをバーバリーは行っています。実は持続可能性については騒動云々の15年ほど前から考えていたそうです。(↓記事より)


ZARAユニクロといった巨大アパレルチェーンも例外ではなくサステナブルに取り組んでいます。

このほかにも多くのブランドがサステナブルに力を入れています。
洋服を買う際にデザインや価格などと一緒に参考にされてみてはいかがでしょうか。


最後に

現代的な洋服との向き合い方について様々な方法を紹介してみました。この他にも出来ることがあればコメントなどで教えていただけるとありがたいです。


最後に宣伝をさせてください。
普段は福岡市を拠点にメンズのスタイリストをしています。

HP↓

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Vlogや着用動画を挙げているyoutubeはこちら↓

記事を読んでいただきありがとうございました。また洋服についての記事を書きますのでよかったら見てください。

記事投稿のモチベーションになります!BASEでオリジナル商品の販売も行っていますので興味がありましたらそちらもよろしくお願いいたします。