#19 1日1映画『フィフス・エレメント』鬼才リュック・ベッソンが魅せるSFアクション

#1日1映画
この企画は今年に入って諸事情で映画をほぼ毎日見ることになった男が、ただ見るだけではもったいないと思いnoteに感想を綴るようにしたものです。ネタバレもありますのでお読みの際はご注意を。今回で第19回です。

『フィフス・エレメント』

1997年公開。主演ブルース・ウィルス。ヒロインはミラ・ジョヴォヴィッチ。
ミラ・ジョヴォヴィッチは今作品が出世作となりました。
監督はリュック・ベッソン。『LEON』や『トランスポーター』シリーズなど多くのヒット作を世に出した方です。

あらすじ

23世紀の地球は「ミスターシャドー」という地球外生命体によって危機に瀕していた。地球を救う鍵はフィフス・エレメントと呼ばれる鍵を担う謎の赤髪の少女リー・ルー。タクシードライバーのコーベン・ダラスはタクシーの運転中にたまたまリー・ルーを助けたことをきっかけに地球存亡の戦いに巻き込まれてしまう。

90年代の近未来SFのおもしろさ

この映画、実はかなりの制作費をかけて作られたようで、その額は日本円にして100億ほどだったとか。もともとリュック・ベッソンは16歳の頃には構想が出来ていてそうですが、費用面で製作に着手できず、その結果生まれたのがあの名作映画の『LEON』でした。衣装担当にはジャンポール・ゴルチエを起用しており衣装へのこだわりも感じられました。内容的にはコメディにもかなり振ったSFといった感じでリュック・ベッソン監督の振り幅の広さが伝わってくる映画でした。


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