仕事で楽をしよう‼Excelマクロの使い方(VBA)!初心者向け


エクセルでの作業上、同じデータを何度も繰り返し使用することがあります。
しかし、大量の数字を一つずつコピペ・確認をしていたら膨大な時間がかかります。そんなときに便利なのがエクセルのマクロ機能です。
ルーチン化しているデータの集計作業などをマクロで実行すれば、手動でコピペを繰り返さずにボタンをひとつ押すだけで正確に実行することができます。
なので今回は、マクロの便利な使い方を紹介しようと思います。


まず初めに実はマクロとVBAは別物いうことを知っておいてほしいです。

マクロとは、マクロの記録というのを使って作業内容を記録し、同じ動作を自動的に実行してくれる機能です。ですがこの機能には問題がありまして最初に記録した量より多いデータには意味をなさないんです。

例えば、エクセルで20行までを書き換える動作を記録したとしましょう。これを実行すると確かに20行までは決めた動作をしてくれるんですが、21行以上のデータを書き換えたくても20行までの範囲でしか動作を実行してくれないんです。データ量によって柔軟に対応してくれず決められた範囲でしかやってくれない堅物さんなんです。

日々同じ動作をするといっても日によってデータ量が異なる場合、このマクロの記録を使っても求めている結果はついてこないです。


VBAとは、Visual Basic for Applicationsの略称であり、マクロを開発するためのプログラミング言語のことを言います。こちらはデータ量によって柔軟に対応することができる機能になります。

上記に記載した通り、マクロ記録はVBAを自動で作ってくれる間略版VBAといったものであり、マクロ記録とVBAは実はイコールではありません。

細かいことを言いましたが、結局「マクロ」という言葉で一般的に求められているのはこちらのVBAになります。データ量の変動で自動化ができなかったらあまり意味がないですしね…。ただマクロという言葉の方がみなさん聞きなじみがあると思いますし実際同じようなものなので僕の説明では「マクロ」という言葉を使って説明していきたいと思います。

マクロではどういったことができるのか

・値の取得・設定
・文字のサイズ・フォント、色
・セルの背景色・罫線
・シートの新規作成、名前の変更
・セルのコピーと貼り付け
・名前を付けて保存
・上書き保存
など

ここに書いたのは一部ですがマクロでは色んなことができます。

この便利なマクロですがエクセルの購入時にはこの機能が設定されてないことが多いです。なので初期設定のやり方を説明していきます。

Excelで新規ファイルを開いたら画面左端にある【ファイル】タブを選択します。

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