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漫画向け本文用紙の見本紙本発行します

5/26のコミティア148合わせでオフセット印刷用本文用紙の見本紙本を発行するので、サロン・ド・ピクリエに合わせてそのおまけ本の冒頭を少し展示します!
pixivで公開中だよ。

大陽出版さん、日光企画さん、ブロスさん、ラック出版さんの4社にお願いしました。
おまけ本は丸正インキさんです。

上質紙、書籍バルギー、b7バルギー、アドニスラフ、スーパーバルギー
新ハイバルギーナチュラル、美弾紙ニューホワイト、美弾紙クリーム、
HS美弾紙ライト、モンテシオン、ニューバルギー、コミック紙 白、
コミック紙 クリーム

4社合計13種類の本文用紙の見本紙本です。

大陽出版さんと日光企画さんが84Pの本、ブロスさんとラックさんが52Pの本となっています。

ページ数は違えど同じ内容の印刷を4社にお願いする為に一気に印刷することが予算的に難しくて、今年に入ってから少しずつ印刷をお願いしていました。
もうちょい時間かかるかなと思っていたのだけど、イベント前におまけ本以外の本編、全ての見本紙本が揃いました。
ちなみにおまけの方はまだ入稿してません😅
落ち着いたら入稿する。

わーい

この本は分解推奨です。
何故かというと、紙の重さの違いを感じてほしいから。
本文用紙はそれぞれ16P、紙の枚数で言うと8枚。
展示のおまけ本冒頭でそれぞれの重さを掲載しているのですが、重い紙と軽い紙の重さの違いは約10g。
たった10g、されど10g。
10gは持つと違いが感じられるんですよ。ほんと違う。

壮観である

ばらばらに本を作れたら良かったんですけどね、そこまでの予算は…ゴニョゴニョ

オフセット印刷の、印刷所によって紙によってインクの濃さや見た印象が変わることがずっと気になっていました。
どこにどういう特徴があるのか、色んなことを知りたいとずっと思っていました。
それを知るためには比較検証用に同じ内容のものを別々に作る必要があって、だけど金銭面と在庫面でずっと作るのは難しいと考えていたのですが。

なんか唐突に「あ、作ろう」って思ちゃったんですよね。
後先考えず、急にそうやって降ってくることあるよね。

オンデマンド印刷のクオリティが上がって、20年くらい前のオンデマンド黎明期と比べたら天と地の差。
オフセットにも引けを取らないものとなりました。
1冊から刷れたり、装丁をこれでもかと凝ったものにできたり、少部数でも自分が作りたい時に本が作れるようになって凄くお世話になっています。
だけどまだまだオフセット印刷大好きです。

本文用紙にお悩みの方、ご興味ある方。
5/26発行の「紙とトーンと同人印刷所とオフセット」を是非よろしくお願いします!

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