国内法に準拠した非営利型ライドシェア(カープール型)の実現案

相変わらず頭の悪い反対勢力が規制に躍起になっているライドシェアですが、現時点の国内法に準拠しつつ実現できる非営利型ライドシェアの一種である「カープール型」の実現案を考えてみます。

法規制をクリアするためのポイント

利用者は共同使用者とし、利用者には実費と車の維持費を負担してもらう。
ドライバーは車の維持費を直接金銭としては受領できず、維持管理に必要なサービスを利用する際の支払いのみ利用可能。

現在の法律では運送の対価として金銭を受領する事は認められませんので、直接ドライバーへ金銭を支払わず、代わりに車の維持費を負担してもらう方法とします。

実現方法の例としては「車の維持費」を一度運営会社で預かった上で、以下のような対応方法が考えられます。
A.提携先の整備会社や販売店で支払いに使用する
B.運営会社が代わりに駐車場代やローン返済費用などを管理会社へ振り込む
C.一旦ドライバーが立替で支払い、領収書で精算する

メリット

【利用者】
・色んな車でドライブを楽しむ
・スマートで快適に移動できる
【ドライバー】
・色んな利用者とドライブを楽しむ
・車を活用して維持費を削減する
【運営会社】
・手数料収入を得る
【タクシー業界】
・カープールで繁忙期と閑散期の差を吸収することで、実車率、並びに利益率を改善する(一定の実車率となるよう、全体の台数を調整)
・台数調整に伴うドライバー不足の改善
【社会】
・限られた「車」の資源を有効活用し、環境負荷を低減
・海外と肩を並べるテクノロジー産業を育てる

参考

【国交省の通達】
道路運送法における許可又は登録を要しない運送の態様について
上記資料のイラスト版

【署名活動】
非営利型ライドシェア及び互助モビリティ普及のため、過剰な法規制(解釈)の緩和を求めます!

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