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プログラミング不要!Amazon IoT Buttonで遊んでみたよ

先日、発売されたAmazonDashボタンを自由な用途で使えるIoT Buttonが届いたので遊んでみました。

いくつかプログラムが既に用意されていて、プログラミング不要で遊べるようです。ということで、寝坊した時にワンタッチで謝罪メールを送る「寝坊ボタン」を、最短でセットアップする一連の流れを紹介します。

初期セットアップ

IoT Buttonが届いたら、箱から取り出してWiFiの設定後、AWSアカウントと紐付けします。

封筒から取り出した直後はこんな感じ。

セットアップは http://aws.amazon.com/jp/iotbutton/enterprise にアクセス、と説明書に書いてあるのでアクセスします。

AWS IoT 1-Clickを試す、をクリックします。私は既にAWSに登録しているので、そのまま設定画面まで行けました。

デバイスの登録、をクリックするとこの画面に。

IoT Button裏面に小さく書いてあるDSNから始まる16桁のシリアルナンバーを入力して、登録ボタンを押します。ここから先はスマホアプリでの設定になります。

サイトの説明にもありますが、iOSならこのアプリをダウンロードして設定します。Androidは知らないです。

ここから先は、画面を見る限りスマホ上で完結させられますが、PCで途中まで作業していたのでPCでも作業していきます。

アプリをダウンロードしたら、右上のアイコンをクリックしてIoT ButtonのWiFiを設定します。

ボタンの長押しを求められるので、6秒押し続けます。

WiFiのアクセスポイントとパスワードを入力する画面が出るので、指定どおり実施します。そうすると、、

設定完了となり、AWS IoT Buttonとインターネットの接続が完了します。ここまできて、ボタンを押すとPCで表示していた登録中の画面も登録済みとなります。

AWS IoT Buttonを押すと、プログラムが実行される設定

今回は、ボタンを押したら指定したメールアドレスに寝坊しました、と報告するボタンを作ります。

上記の通りIoT Buttonを設定後、プロジェクトの登録(だったかな・・)をクリックすると、下のような画面に移動します。プロジェクトの作成をクリックしましょう。

プロジェクト名と説明文を入れます。好きなものを入れてOKです。

次に、いよいよプログラムの登録です。今回は、テンプレートを使ってプログラムを指定するためコードを書く必要はありません。

Lamdbaの設定がわかる方はここから実行する関数を設定できます。また、スマホアプリからでもこれら同様の設定はできるようです。

なんか、切ないな、、

今回は、テストなので自分のメールアドレスに設定しますが、よく寝坊する方は会社のMLなどにすれば実用的です。

プロジェクトの作成、をクリックすれば、、

完了です!あとは、プレイスメントを作成して、ボタンとこのプロジェクトを紐付けます。

残りの項目はそのままでOkです。登録したら、いよいよ実行です。

押しても、最初の一回はまだメールが届きません。そのかわり、このメールアドレスに送ってOKかの認証メールがAmazonから届くので、記載されたURLにアクセスします。

認証したら、いよいよ、、

こんな感じで寝坊しましたメールが届きます。

まとめと所感

という感じで、スムーズに行けば実作業は15分以下で終わります。IFTTTなどと連動すれば、更に複雑な処理もプログラミングせずに実行できます。

私は、いつもカクヤスでお茶を買っているのでボタンを押すとカクヤスでお茶が注文される、というのをやりたいなと思っています。

通常のDashボタンよりは高い2,500円ですが色々と遊べそうだなと思いました。とはいえ、既に家はAmazonEchoとGoogleHome+ChromeCastで設定しているため、わざわざボタンを押すのってどういう時なんだろう、というのを考えています。

とにかく、スマホで完結させられたりテンプレが用意されていたりとプログラミングしたこと無い人でも十分遊べるので、是非お試しください。


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