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takk!事業を運営メンバーに事業譲渡することになりました

こんにちは、オンラインカウンセリングのcotreeで開発関連をお手伝いしています、ヒガシ(@suica_versa)と申します。

私も運営に関わっていたプロダクトで、株式会社cotreeのtakk!というサービスを事業譲渡する運びとなりました。

そして、事業譲渡先は運営メンバーでもあった私です。

自分で自分への事業譲渡の話しを書くのも不思議ですが、事業を諦めきれず引き続き育てることにしました。

takk!とは?

「つながりから新しい『ありがとう』が生まれるサービス」というコンセプトから、頼りあえる繋がりを作り出すことをミッションにしたスキルシェアサービスです。

皆さんが持っているスキルを見える化することで、頼りやすい空気を作って、頼りあえるつながりを増やしていくことを目指してサービスを作っていました。

例えば、こんな感じで登録したスキルをTwitterなどのSNSでシェアすることで「頼っていいんだ!」という意思表示をしてもらうことが狙いでした。

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サービスリリース2週間後にはバズり始めた!

サービスリリース後、cotree代表の櫻本のインフルエンス力もありアクセスは爆増、いろいろな人がスキルを登録してくれました。

立ち上げた2週間後には2000人を超える方にアクセスしていただき、実際にスキルの取引をしていただいていました。

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また、色々な温かい反響も頂いています。

そして停滞へ・・・

アクセス数は増えるものの、サービスの価値を感じて継続利用してくれているわけではなく、あくまでも新しいサービスへの興味で使っていただいている方も多々いらっしゃいました。その結果、、

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見事な急降下!まさに一過性のブームでそのままサービスが定着することはありませんでした。

その傍ら、オンラインカウンセリングを提供する既存事業のcotreeは徐々に利用者の増加ペースも上がり、継続顧客も多数になったため、より運営体制を強化する必要が出てきました。

そして、今日まで新規機能のリリースは停止しcotree事業を伸ばす方向で会社全体で動いていきました。

お陰様で、カウンセリングのcotreeの機能拡充をはじめ、アセスメントコーチングのサービスのローンチなど、元々の事業は安定軌道に乗りました。

なぜクローズじゃなくて譲渡?

と、こうなると会社的にはtakk!を再開する見込みはどんどんなくなっていきます。

一方で、今回事業譲渡を受ける私個人としては、「インターネットでしか見つからない出会いを作る」をモットーに色々な事業に挑戦してきました。

オンライン婚活サービスや、オンラインのヒッチハイクサービス。お酒を一緒にテイスティングして飲み友達を作るサービス(立ち上げ中)など、人をつなげるための事業を色々と企画しています。

そんな中、takk!のもともとの理念である、繋がりを頼りあえる繋がりへ、は今も可能性を感じています。

これまで利用者向けのインタビューを通して、自分のスキルを活かせて自信を持てた人にも会ったし、繋がりが強くなったと感じた人もいました。

たまにアクセスログを見ると、ユーザーが戻ってきた形跡を見ることもあって、その度にもう一度立て直してみたい!という気持ちがふつふつと湧いてきています。

そんな思いから、改めてサービスを作り直すために今回譲渡いただくことになりました。

takk!は繋がりを強くするサービスに進化します

これまでも一部実現できていた、ゆるいつながりがもっと強固な繋がりになる、という価値を更に高められるようサービスを進化させていきます。

スキルシェアの枠を超えて繋がりを強くすることに重きをおいたサービスにしていくので、takk!の再挑戦をお楽しみに!


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