最近また音楽をガッツリ聴いている。

前々から買おうかどうしようか？と考えていたWALKMANのA100を購入し、iPhoneとの音の違いに愕然とし、それからというもの音楽漬けの日々。さらに完全ワイヤレスイヤフォンまで買ってしまう始末。

僕自身は多感な時期にミニコンポ全盛期だった為、周りの友達はお金を貯めてこぞってSONYのLibertyやPioneerのPrivate、KENWOODのROXYを買っていた。そして、バンドブーム、JPopも黎明期だったのでCDを買ったりレンタルしてはカセットにダビングしては通学時にWALKMANで聴いていたものだった。
ミニコンポから単品オーディオへステップアップしていくのも普通のことだったのだ。

今では考えられないことだろうが、オーディオ機器にお金をつぎ込むなんて普通の事だった。
（少なくとも僕の周りでは）

今ではミニコンポを持っている高校生なんて希少だろう。大体はスマホに音楽をダウンロード、ストリーミングで聴いているのだろう。我が家の長女も同じだ。Apple Musicを契約し、好きなアーティストの音楽を楽しんでいる。
僕たちがCDプレーヤーやアンプ、スピーカーにお金をかけていたのと同じ様に彼女たちはヘッドフォンやイヤフォンにお金をかけている。

正直、娘の方が良いヘッドフォンやイヤフォンを持っている。

データを持ち合わせているわけではないが、ヘッドフォン、イヤフォンは伸びているのではないだろうか？

音楽の楽しみ方のメインストリームは今やスピーカーで大きな音で聴くのではなく、ヘッドフォンやイヤフォンで聴いて楽しむスタイルに変わったのだろう。
それはそれで良いけれど、昔からオーディオをやっていた会社は随分と淘汰されてしまった。

無理なのかもしれないが、もっとオーディオ業界には盛り上がって欲しいと思う。ただのノスタルジーなのかもしれないけれど。