悪童日記　２０２１年３月３０日（火曜日）

４時１０分起床。
眠いのと二日酔いのような……錯覚だ。
机の周りに髪の毛が散乱していた。
昨日の藤波・飛龍革命ごっこか。

昨日の日記を書く。が、前後篇に。

前編は「見るまえに跳べ〜たけしイズム〜」
後編は「『ラジオビバリー昼ズ』で『奇人』襲名」

今日は、確実に疲れているのがわかる。
早々と今日の散歩会を中止にした。

今日の名言──。

「『歩』とは少し止まると書く」

　　　　　　　　（金八先生）


ゴルゴ松本などの漢字講演調、
というジャンルがあり、
いろいろなひとが講演会などで
言っていそうな台詞だが、
一番有名なのは金八先生だ。

先日、中野の路上で直井喜一さんに
偶然、遭遇してから、
金八先生の名言を思い出す。

ま、ボクは金曜８時は、
主に新日本プロレスを生放送で
見ていたので後付だが……。

「腐ったミカンじゃねぇんだ！」
もドラマでは一言しか言っていないのに、
加藤優が絶えず口にしているように見えるのは、
松村邦洋くんのモノマネのおかげだ。
直江喜一の目ヂカラを松村邦洋が、
永久に台詞と共に残した。

「ダンカン、馬鹿野郎ォ！」
も殿はほとんど言っていないのに、
流言飛語したのと同じ例だろう。

腐ったミカンが一つでもあると、
箱の中のミカンは腐ってしまう。
他のミカンを助けるためには、
腐ったミカンをつまみ出さなければならない。

その理論に対して、金八先生は、

「辛いことがあって、
あちこちぶつかっていれば、
そりゃどこか腐ってくる。
だが私たちはみかんを作ってるのではない。
人間を作っているのだ！
人間の精神が腐るということは絶対ない！！」

と言うわけだが、どういうわけか、
こっちの台詞は流布していない。

ちょっと調べてみれば分かることだが、
武田鉄矢さんは金八以外にも名言製造機だ。
何処かで特集したいものだ。

しかし、こういうトートロジー的な言い回しは、
他にもたくさんあるが……

ボクが一番好きなのは、

「変わらないためには、変わり続けなければならない」

　　　　　　　　（小沢一郎）

だが、変節漢を肯定するためには、とても良い台詞だ。

元ネタはビスコンティの『山猫』のなかの台詞だけど。

Juice=Juiceの「ＤＯＷＮ ＴＯＷＮ」
素晴らしいですね。

７時、食卓へ。

春休みに入っているが、

子どもたちは皆、忙しい。

ママの作ったお弁当。

ボクの発酵食品MIXと共に一本糞。

高田文夫先生にFAXを送信。

今や、我が家のFAX回線は、
「アサヒ芸能人」の連載確認と、
高田先生との文通のために残している。

高田先生から届いたFAXは全部残しているので、
FAX文通禄を何時か作ってみたい。

１２時４５分、杉山マネージャー来宅。

杉山さん送迎で、東中野「スモール出版」へ。
中村代表が応対。
会社を見渡すと、高橋ヨシキさんのフィギア、
西寺郷太くんのイラスト、
町山智浩Ｔシャツなどなど、
俺好みなものに溢れかえっている。

まずはボクの企画をプレゼン。
基本、ボクは「減らせ」と
アドバイスされることが多い。

しかし、中村さんもボクのような、
過剰さを持ち合わせている。
資料をお預けする。

その後にダンカンさんの本のインタビュー。
ダンカンさんも物持ちが良いなー。

昔のダンカンさんについて、
藝人春秋Diaryで、ぶっちゃーさんに
念入りにインタビューしているのが、
功を奏す。

ダンカンさんは、
ボクにとっては兄弟子であり、
放送作家の父でもある。

その修行時代の話……。

ダンカンさんの奥さん・ママリンが早世した際、
作家仲間の田中直人さんが送った企画書の話……。


スモール出版でbigなお土産をたくさん貰う。

帰宅後、
探しものをしているうちに、お手紙発見。

先日、井上咲楽ちゃんと話しているうちに、
ひょんなことから、佐川一政さんの話に。
唐十郎の芥川賞受賞作の話と共に、
実際、手紙をもらった事がある、
と言い切っていたのだが、やはり出てきた。
１９９３年だから、２８年も前か。

立川こしら師匠とのライブが電撃的に決定。
会場は、中野パンディッド。

とにかく、囃されたら踊れ！
そして即決しろ！

近々、時事ネタ喋りもあるので、
SPIDERで「サンデー・ジャポン』
『ワイドナショー』を視聴。

今田耕司出演の『あちこちオードリー』
数カ月ぶりにテレビをまとめて。

『メルマ旬報』の岡村靖幸さんとの対談、
マンガ夜話の後編　♯４を仕上げる。

昨日のyoutube
「アサヤン・ナイトクラブ」があがっていた。
しかし、孫世代と戯れて楽しそうだね、俺。

夜も外食しないで、ママの作った、
ナスとひき肉のカレーを食すが、
これが絶品。
専門店と味に遜色ない。
娘と一緒にお代り、お代りが止まらない。

２３時には就寝。