見出し画像

24年3月19日(火曜)★千夜一夜物語。突然、嵐のように和装若武者が過去から現る。〜「この古本イイね!」と若が言ってくれたから興行記念日〜。6時間半配信後に朝送り。


昨晩が遅いので起床時間も遅くなる。

ヤクルトさん来宅。
「note読んでるわよ!!忙しそうね」と。
ありがたい。

ポイントが溜まったので、
ジョイを3本いただく。

アサイージュース。
しっかり飲んで整える。
整える?

noteに日記を書いてネットにあげる。

昨日は引き籠もった。
春先の青空に思わず家を飛び出す。

久々に裏道を歩きながら、
今日、明日、配信公開になる、
町山×博士のロケ映像のチェック。

最近は、自転車だけでなく、
何故か二輪バイクが欲しくなってきている。

このカワイイ奴は売り物ではないとのこと。

後ろにある、
三輪のジャイロが欲しくなっている。

『トイバーガー』さんへ。

E・Tちゃんマザーと再会。
偶然にも、今日のボクのカバンも
E・Tちゃんだった。
(何時も使っている、
 MANHATTANのサイドカバンが紛失している)

切通理作さんが経営する『ネオ書房』へ。

山田風太郎『人間臨終図巻』の函装版が
此処にあるのは知っていたが、
2万円の値付け。

一回の買い物は2000円までという
自己ルール上、手が出ない。

店主の切通さんは、
最近は、神保町ばかりに行っていて、
お店にはいないのだ。

古本を漁って、自分ルール内で
10冊以上買ったところで店番さんに
「博士さん、買いすぎです。重くなるから買わないでください」
と奇妙な(笑)止め方をされる。

町田康さんの『くっすん大黒』の単行本を諦める。
(ここのところから星座の引力が働いていた)

店を出たところで、2人の若者と出会う。

ひとりは『鬱の本』の編集者、
点滅社の屋良さん。
先日、『阿佐ヶ谷ロフト』で出会ったばかり。

もうひとりは着物の若者。
元・吉本の作家で、
今、古本屋を始めようとしているとのこと。

しかも、歌人の枡野浩一さんと一緒に阿佐ヶ谷で。

名前を聞いたら「若林凌駕」
「芸名?」
「本名です!」
「君のご両親はどうかしてるね?
「もう離婚しています」
「お父さんを凌駕出来ているの?」
「これからです。22歳なので」

吉本の元作家で、
新しく始める古本屋の名前が、
「古本興行」とのこと。
こりゃあ洒落ている。

彼らがここの店に

たどり着くまでは、
彼のnoteを読んで欲しい。

偶然と必然が織りなしている。

とにかく「鬱の本」ありきだ。

いや、ボクからしたら、
岡村靖幸さんのライブで隣りに座っていた、
町田康さんありきだ。
いやいや、そもそも「鬱」ありきなのかも。

「人」の鬱が「本」に宿り、
鬱々とした人が、
「文」の繋がりを求めているのかも。

ボクも彼もお互い初めて会うのだから、
何も知らない。年齢差も40。
父親以上かも。

距離を詰めることにした。

彼からボクはどう見えるんだろう?

「ちょうど今まで二人で、
博士の話と『あさが家』の話をしていたところ……」
と言うのと、
「今、腹ペコなんです!」という彼らを連れて
『あさが家』へ。

『あさが家』で
「俺の家のはなし」を始めるお父さん役。

「特にこの瀬戸内海産のネギはお薦めだ!!
必ず食べなさい!!」と若者に諭す。

都内家系最高峰である「あさが家」のラーメン。

ボクは父役なのに子供サイズで。


今日も美味さを確認した後、
「食い逃げやるぞ!」と提案したのだが、
「もう食券で払ってますよ」と。

ボクのルーティンである
「陽ので接骨院 阿佐谷本院」へ。

若様は、この若さでヘルニア持ちとのこと。

ここでは、たけし軍団の余剰人員として、
リアクションの先生として指導。

毎回、同じで飽きられぬよう、
小道具も取り入れて変化を。

十分、「DJ・SODA」
改め「DJ躁ダ」を名乗る資格十分だ。

院内でEMSの最強値記録を本日も防衛する。

若様、初めての体験。
T先生の必殺技「メキシカンストレッチ」
に挑戦するも、すぐにタップ。

若様の隣で通電治療をしていたが、
自分にリードがついていることを忘れる老犬。
この段階でポンコツがバレる。

財布に現金が尽きたので、
若様に1000円札10枚、
お札を借りて支払いする。

屋良さんは所要のためここまで。
点滅社だけに。
瞬きを消すことも日常だ。

マン・ツー・マンとなった若様と
路線バスに乗って、ボクの書庫へ。

こちらは非日常に入っていく。

倉庫を見て、
「これ何部屋借りているんですか?」
「3部屋!」

22歳で古本屋を始める人が、
心ときめかない理由がない。

若様がお慕いする甲本ヒロト様は、
20年も前に、
「小野くんの部屋なら監禁されてもかまわんわー!」
と言わしめた本棚だから。
(とは言え、本は半減しているわけだが)
この部屋の中に、
どれだけ「物語」があることか。

家族が留守にしている間に僕の部屋へ連れ込む。

18時から町山智浩さんとのYouTubeを一緒に眺める。

4月に一緒にライブする、立川志らく師匠。
若様を仮想・立川志らくと見立てる。

末っ子とママが帰宅。
93%小泉今日子のママに、
「今日子さん、おかえりなさい!!」
と若様。

「これから銭湯へ行きませんか?」
と若様のお誘い。
最初は、
「小杉湯へ見学したい!」
という話だったが、だんだんと、
「阿佐ヶ谷駅前の「天徳銭」に来て欲しい!」
という会話へ。

聞いてみたら「天徳銭」の店頭で、
古本の即売会をやっているとのこと。

もともと散歩したいのだから、
歩いて行くのならОK。

と再び、
さきほど来た道を歩いて戻る。
歩きながら、ずっと漫談。

元旦の緊急搬送の話。

彼が聞き上手なので、
枝葉に行き来帰りつ、
お喋りを続ける。

帰巣本能という話から、
ボキャブラリーを掛けていく、
言葉遊び。

作詞家志望で、東浩紀ファンで、
何故かボクのところへ来た、
弟子の山本秘書が来た頃を想い出す。

アノ頃も毎日、話をしていたなー。

その後は、
二人がドッペルゲンガーが同士で
会っている態で、
若様がタイムリープして、
ボクに会いに来ている、
その設定だけで話す。

朝にはどちらかが死ぬ運命という設定。

共通点が多すぎる。

最終的に若様がボクだとしても、
22歳の頃の身長だけが
辻褄が合わなくなる。

裏道、裏道で阿佐ヶ谷駅に到着。
『陽ので整骨院』にも『あさが家』にも、
おじいちゃんが忘れて、
何度も来るというボケ。

現実にも起こりそうなので
これも予行演習だ。

此処が「北野ブルー」発祥の地という遊び。

懐かしの『ピッキーヌ』からの
『中華3番』の親父の震えの話から、
ある疑惑の謎解き。
ホシを探す古畑任三郎ごっこ。

天徳泉へ。

社長を紹介していただく。

湯船で、コロナ禍の頃、
パントマイムでやっていた、
無銭湯リアクションごっこを伝授。

ノーリアクション水風呂など懐かしい。

サウナ勝負も楽勝。
歳を取ると温度差に鈍感になるのかも。

番台のお母さんと話。

ボクがマスクをしたまま
湯に入っていたという話を
入浴の前にしていたのだが、

入浴後、
「さっきの話なんだけど……。
私は若い頃、
ブラジャーだけつけて入ってたことあるから」
と。

オチまでの時差を含めて、
今日一日の漫談大賞を受賞。

ここから〆切などの調整を全部終えて、
鷺ノ宮にタクシーで戻る。

タクシーの運転手さんが老齢の新人さんなので、
もろもろと3人で会話ごっこ。

鷺ノ宮交番でルーティン。

どうしても彼の紹介したかった、
ガールズバーにお目当てのミッキーが不在。

急遽、立ち飲み屋へ。


ここで人生最大のボケが起こる。

透明のガラス戸に思いっきりぶつかるという、
ありがちだけど、
今まで一度もなかった真正ボケ。

店中の人に何が起きたのかと心配される。

我ながら、鼻血が出なくて良かった。
打ちどころが悪ければ、
正月以来の緊急搬送になるところだった。

内心取り乱しているのだが、
あのガラス戸こそが
タイムリープの「時の扉」だったのでは?
という妄想で落ち着かせる。

周囲は宴会中。その様子も面白かった。
自分が主役の宇宙だけでなく、
何処にも小星雲がある。

誰もが人生は舞台、
貴方が主役なのだ。



何を食べても安くて美味いのだから、
最&高ということだ。

と思いつつも、黒ラベルの★が、
星座にかかっているとう妄想が消えない。

星星峡のなかに居る。

店を出て、恒例の「生きる」写真。
「山高帽被りましょうか?」と若様。
これも実は「朝には生きてない」妄想になる。

配信があるからと帰途につくが、
近隣の人たちがみな、
美味い!!
と言っているお店へ初訪問。

渦巻きが、
もはや夜の星雲にしか見えない。

これは美味いに決まっている。

なんとここでコアチョコの定員さんの
「怪獣」さんとお友達に遭遇。

人間ではない「怪獣」が
「恐怖新聞」を着ているのだから、
この奇遇が怖いに決まっているだろ。

帰宅後、「ハカセ会」のYou Tubeの生配信。
朝まで続ける宣言をして。

若様の入会で「ハカセ会」の年齢順、
No.2の若さに登録されるが、
No.1の中学生新聞くんも
最後までつきあってくれる。

そして「14歳」が意味する偶然の話。

そして、彼の先生である、
枡野浩一さんも最後まで。

枡野さんが今、追い込まれている、
〆切の話が面白くなる。

作家はデッドラインを何度も何度も
くり抜けて、生と死を繰り返し、
やがて「作家」になるのだ。

家を作る。店を作る。
も同じことではないか。

YouTubeの後ろにはどこまでも
マトリョーシカの絵を作っている。

今日もキョンキョンと目が合う。

結論。

人は意識下で妄想の海のなかで泳ぎ、
「言葉」はその上澄みだ。

だから言葉で遊んでいる。

朝6時、バス停まで見送り。

ドッペルゲンガーだから、
朝にはどちらかが死ぬのだ。

彼はボクの星座に引力で吸い寄せられた。
死んだように生きて星になるのか。
生きたまま「スター」になるのか。
見届けたい。

嬉し恥ずかし朝送り。

【注】
あえて「狂人日記」風に書いておきました。
ご心配なく。元気です!!

サポートありがとうございます。 執筆活動の糧にして頑張ります!